第17回東京フィルメックスのラインナップ発表、オープニングはキム・ギドク新作

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第17回東京フィルメックスの上映ラインナップが発表された。

「THE NET 網に囚われた男」 (c)2016 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.

「THE NET 網に囚われた男」 (c)2016 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.

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「大樹は風を招く」 (c)2016 Media Asia Film International Limited All Rights Reserved

「大樹は風を招く」 (c)2016 Media Asia Film International Limited All Rights Reserved[拡大]

11月19日より東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇で開催される同映画祭。オープニング作品には、北朝鮮と韓国の体制に翻弄される漁師の過酷な運命を描いたキム・ギドクの新作「THE NET 網に囚われた男」が選ばれた。またクロージング作品は中国返還前夜の香港を舞台に、実在した3人のギャングたちから着想を得たジョニー・トーのプロデュース作品「大樹は風を招く」となる。

「山<モンテ>」

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「タイペイ・ストーリー」

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コンペティション部門では、イスラエル、フランス、フィリピン、台湾、日本など国際色豊かな10作品を上映。このうち6本がそれぞれの監督の長編デビュー作となっている。さらに特別招待作品として、アミール・ナデリ監督作「山<モンテ>」、リティー・パニュ監督作「エグジール」、ワン・ビン監督作「苦い銭」などがラインナップに並び、「フィルメックス・クラシックス」では製作・脚本・主演をホウ・シャオシェンが担当したエドワード・ヤンの監督作「タイペイ・ストーリー」デジタルリマスター版、キン・フー作品の「残酷ドラゴン/血斗竜門の宿 デジタル修復版」「侠女 デジタル修復版」などがスクリーンにかけられる。

上映作品の詳細は、東京フィルメックス公式サイトで確認を。チケットは11月3日よりvit、セブンチケットにて販売開始される。

第17回東京フィルメックス

2016年11月19日(土)~27日(日)東京都 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇

コンペティション部門

「オリーブの山」(イスラエル、デンマーク)
「バーニング・バード」(フランス、スリランカ)
「普通の家族」(フィリピン)
「マンダレーへの道」(台湾、ミャンマー、フランス、ドイツ)
「神水の中のナイフ」(中国)
「よみがえりの樹」(中国)
「恋物語」(韓国)
「私たち」(韓国)
ぼくらの亡命」(日本)
仁光の受難」(日本)

特別招待作品

「THE NET 網に囚われた男」(韓国 / オープニング作品)
「大樹は風を招く」(香港 / クロージング作品)
「山<モンテ>」(イタリア、フランス、アメリカ)
「エグジール」(フランス、カンボジア)
「苦い銭」(香港、フランス)

特別招待作品 フィルメックス・クラシックス

「ザーヤンデルードの夜」(イラン)
「タイペイ・ストーリー」(台湾)
「残酷ドラゴン/血斗竜門の宿 デジタル修復版」(台湾)
「侠女 デジタル修復版」(台湾)
「ざ・鬼太鼓座」デジタル・リマスター(日本)

特集上映 イスラエル映画の現在

「山のかなたに」(イスラエル、ベルギー、ドイツ)
「ティクン~世界の修復」(イスラエル)

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tAk @mifu75

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