山形国際ドキュメンタリー映画祭受賞作など約70本の記録映画を東京で上映

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約70本の記録映画を特集する「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」が、明日9月17日から10月7日にかけて東京・新宿K's cinemaで上映される。

「祖国 ― イラク零年」

「祖国 ― イラク零年」

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隔年で開催されている山形国際ドキュメンタリー映画祭。その翌年に東京で行われる「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」は、山形で上映した作品に独自のプログラムを加えた特集上映だ。

「女たち、彼女たち」

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「青年★趙」

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「インターナショナル・コンペティション」と題されたプログラムでは、世界各地から届いた1200本近くの応募作から選ばれた作品と過去の上映作から関連作品を紹介。バグダッドに暮らす家族の日常が戦争に浸食されていくさまを追う上映時間5時間半の「祖国 ― イラク零年」やアルゼンチンの古い館に集ったある一族の女性9人を捉える「女たち、彼女たち」、中国・山西省に暮らす高校生チャオの愛国心が揺らいでいく「青年★趙」などがラインナップされている。

「山の木霊」

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「ラテンアメリカの光と影」では、メキシコ・ウイチョル族の現状を先住民の視点から切り取る「山の木霊」ほか、全8本のラテンアメリカ映画が並ぶ。映画史あるいは映画そのものを主題とし、被写体とした作品を上映する「Double Shadows/二重の影-映画が映画を映すとき」では、「私たちがかつて抱いた思い」ほか全8本が選ばれた。

そのほかのプログラムは「アジア千波万波」「アラブをみる」「日本プログラム」「特別上映作品」。初公開の作品を含むバラエティ豊かな記録映画をまとめて鑑賞できる。

ドキュメンタリー・ドリーム・ショー

2016年9月17日(土)~10月7日(金)東京都 新宿K's cinema
料金:一般 1500円 / 大学・高校生 1300円 / シニア 1000円 / 1回券 1300円 / 3回券 3600円 / 5回券 5000円
※1回券は9月16日(金)まで販売
※3回券、5回券は上映期間中も販売
<上映作品>
「祖国 ― イラク零年」
「女たち、彼女たち」
「いつもそこにあるもの」
「ドリームキャッチャー」
「6月の取引」
「青年★趙」
「河北台北」
「パラグアイ、記憶の断片」
「山の木霊」
「私たちがかつて抱いた思い」ほか

※2016年9月22日(木・祝)、23日(金)東京都 城西国際大学(紀尾井町キャンパス)にてディスカッションイベントとシンポジウムを開催。詳しくは映画祭公式サイト参照

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