本日8月24日、「
声出し、コスプレ衣装の着用、サイリウムの持ち込みが可能な本イベント。上映後の舞台挨拶には尾頭ヒロミ役の
劇中の衣装で登場したキャストたちに観客は大興奮。松尾が劇中のセリフをもじって「まずは君たちが落ち着け!」と述べ、客席へ降りてファンの1人にペットボトルを手渡すと、会場は大きな歓声に包まれた。松尾は「一生の思い出になりました!」と弾けんばかりの笑顔を見せ、「皆さんと一緒に本編を観ていたんですけど、僕と長谷川くんとのやりとりの間にヒュー!って黄色い声が上がって。それがすごくムラムラするというか、変な気持ちになりました」とコメント。また「今日はコスプレ可ということで、私たちもコスプレで来たのですが……どういうキャラでしゃべったらいいかわからない!」と照れくさそうに話した市川には、劇場内のあちこちから「かわいいー!!」という声が飛んだ。
本作の封切り以降、1987年の「ハチ公物語」公開時に匹敵するほど頻繁に街で声をかけられるようになったという片桐は「どんなところが面白いの?」と作品の魅力を観客に問いかけ、さまざまな声が上がったのを確認したあとに「強いもの、巨大なものへの憧れですね」とまとめる。塚本は「今日は何が起こるんだろうと朝からすごく緊張していて……。みんななんで(上映中に)声がぴったり合うの? 稽古してるの?」と、不思議そうな様子で女性で埋め尽くされた客席を見渡した。
イベント中盤には、キャストが来場者からの質問に答えることに。指名された観客が言葉に詰まると、松尾が「まずは君が落ち着け!」とすかさずフォローして歓声を浴びる。そして印象的なシーンを尋ねられた松尾は「ペットボトルを渡すところ……あれは台本になかったんです」と回答し、「最初はペットボトルを矢口に投げてみたんです。そうしたボンッと当たってしまって、矢口が余計に怒っちゃうっていう……(笑)」と撮影時を振り返って笑いを誘った。「本番前に
続いて観客の1人から「演じたキャラクターについてはどう思っていますか?」と質問が寄せられると、松尾は「落ち着いてましたね(笑)」と、決めゼリフを言う機会を失したことに少しだけ残念な様子を見せる。この質問に対して、片桐は「巨大生物が襲ってきたときや、災害が起きたときにこういう人でありたい。(自身の居住地でもある)大田区ってことに関して言うと、監督たちは映画の中では古くて壊しがいのあるいい街を壊したいという思いでロケハンをしていたそうです。あちこちの店に行くたびに片桐というサインが飾ってあったらしくて。それで思い出してもらえたみたい」と答えて観客を和ませた。
同じ質問に、市川は「すごく生き物が好きな人なんだなと思いました。ゴジラに対しても好奇心があるんだけど表面的には見えないんです。あとはなんだろう……」と口にする。考え込んだ様子の市川に観客が「かわいいー!!」と声援を送ると、市川は「かわいくない!」と即座に否定し、恥ずかしさを紛らわすかのように劇中の長ゼリフを披露して喝采を浴びていた。さらに塚本が自身の役について「現場に行って演じるたびに、いい役なんだというのがわかっていきました。終盤に、あることに気付くところなんかね……」と話し始めると、同じシーンで塚本が手を叩いていたことにちなんで観客たちが一斉に手を叩き出し、塚本は「今日なんなのー!? これ悪夢? いい夢?」と絶叫。会場が笑いに包まれ、大盛況のうちにイベントは終了した。
「シン・ゴジラ」は全国の劇場で上映中。
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- 「シン・ゴジラ」公式サイト
- 「シン・ゴジラ」予告編第2弾
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「まずは君たちが落ち着け!」言われたすぎ・・・ペットボトル渡すのアドリブなんだ・・・・・ムラムラしたんだ・・・・・