「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の公開直前イベントが本日6月20日に東京・よみうりホールにて開催され、キャストの
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は、事故で命を落とした高校生の大助が、地獄で出会った赤鬼・キラーKの指導のもと、人間への転生を目指すエンタテインメント作。長瀬が特殊メイクを施しキラーKを、神木が大助を演じている。
現場での楽しかった思い出を聞かれた長瀬は、「大助が地獄に堕ちたての頃の撮影は、リュウ(神木)が顔色の悪い灰色っぽいメイクをしてたんです。それを俺と健太は、本当に具合が悪いんだと思って心配してました(笑)」と明かす。さらに桐谷は「背中さすろか?って言ってね。俺たちは赤と緑の鬼メイクだから、リュウが『自分らに言われたくないよ! 顔色どころじゃないじゃないか!!』って毎回同じツッコミしてくれて」とデフォルメした神木のモノマネで笑いを誘う。神木は「そんな感じじゃないでしょ!」と首をかしげるが、長瀬から「スタジオのシャッターもグレーだったから、リュウがどこにいるかわからなかったよ」と言われると、「灰色の中でも動いてたわ!」と必死にツッコミを入れた。
登壇者による懺悔コーナーでは、彼らが古田新太演じる閻魔様の像に向かってこれまで犯した罪を告白し、裁きを受けることに。宮藤は、深夜までかかった撮影で、下半身が映らないシーンだからといって古田が衣装のズボンをはかずに来たことを思い出し「『寄り(の撮影)だろ?』ってふらーっと来て、早く帰りたい感じが出てたからイラッとして『いや、ちょっとはいてもらっていいですか』って言っちゃった(笑)」と告白。古田が事前に録音した「地獄行き!」の音声が会場に響き渡ると、長瀬らは「普通、こっち(古田)が地獄行きでしょ!」と爆笑する。
また神木は高校生の頃、つまらなそうに授業を受けている同級生を盛り上げようとして馬の被りもので授業に出たり、廊下を走ったりしていたと打ち明ける。「当時は楽しかったんですけど、もしかしたらみんなを怖がらせてたかな?って。あれが悪いことだったのかいいことだったのか知りたい」と閻魔様に尋ねようとする神木に、桐谷と長瀬から「真面目にやってへん子のためにがんばったお前が、一番真面目に勉強してへんやん」「馬を被って勉強が身に付くの?」と厳しい指摘が。神木は「英語の授業で被ってたんですけど、テストで86点だったんです!」と胸を張るが、長瀬から「被ってなかったら100点だったかもしれないじゃん!」と言われてしまう。閻魔様から即地獄行きを言い渡され「じゃあ地獄行きまーす」と開き直る神木に、ファンからは「かわいい!」という歓声が上がった。
続いて迷子の犬を警察に届けた話で好感度を上げようとした桐谷にも、子供の頃に豪華なおやつが出る友達の家へ行くため会話を仕向けていたと告白した清野にも、地獄行きの判決が下る。ここで登壇者たちから「古田さん、地獄行きの音声しか録音してないんじゃないの?」と不安の声が。最後に長瀬は、仕事で訪れたハワイで、有名なパンケーキ店に入ったときのことを「周りの女の子たちはペロッと食べてるのに、生クリームがすごくて僕は全然食べられなくて。せっかく行列店に行ったのに3分の2も残してしまったんです。お店の人にも『お前体調悪いのか? うちのパンケーキをこんなに残すなんて初めてだ!』って言われた」と話す。するとお決まりの「地獄行き!」の声が響き、笑いが起こった。
最後に長瀬は「皆さん、なかなか地獄に行きたいなんて考えたことはないと思います。でもこの映画を観ると『こんな地獄だったら行ってもいいかな』って揺れ動く瞬間があるので、それを楽しんでいただけたら」と挨拶。そして宮藤が「これは一応仏教映画ですので、1回よりも2回、2回よりも3回と、観ただけ徳が積めるものです(笑)」とアピールし、イベントは終了した。
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は、6月25日より全国ロードショー。
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