第16回東京フィルメックスでスペシャル・メンションを獲得した
本作は、社会に適応できない3人の男女を主要登場人物に据えた人間ドラマ。奥田自らが15kg減量して眉を剃り落とし、ゆすりで生計を立てるスキンヘッドの男を熱演した。またヤクザの運び屋から足を洗ったものの過ちを繰り返すリーゼントの男を
なお劇中で流れる血は本物。奥田がビール瓶で頭を割り12針縫うけがを負い、病院に搬送され撮影が中断したこともあったという。
「クズとブスとゲス」は、7月30日より東京・ユーロスペースほか全国順次公開。
奥田庸介 コメント
この映画を例えるならば、15の夜に行き先も分からぬまま暗い夜の帳の中を盗んだバイクで走り出す代わりに、28の夏に生き方も分からぬまま辛く無意味な人生の途中で怒った奥田が暴れだす、といった感じだと言ったら分かりやすいでしょうか。最早映画とは呼べないぐらい個人的なシロモノなのですが、薄汚く自己正当化しますと、今のこの日本文化の有り様だからこそこんな映画があって良いと思います。
奥田庸介の映画作品
リンク
- 「クズとブスとゲス」公式サイト
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映画ナタリー @eiga_natalie
監督・奥田庸介が肉体改造してクズ男を自ら熱演、「クズとブスとゲス」7月公開 https://t.co/vs4Gxr2EMm https://t.co/DeAWKSKXvj