監督・奥田庸介が肉体改造してクズ男を自ら熱演、「クズとブスとゲス」7月公開

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第16回東京フィルメックスでスペシャル・メンションを獲得した奥田庸介の監督作「クズとブスとゲス」の公開が決定した。

「クズとブスとゲス」ビジュアル (c)2015 映画蛮族

「クズとブスとゲス」ビジュアル (c)2015 映画蛮族

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本作は、社会に適応できない3人の男女を主要登場人物に据えた人間ドラマ。奥田自らが15kg減量して眉を剃り落とし、ゆすりで生計を立てるスキンヘッドの男を熱演した。またヤクザの運び屋から足を洗ったものの過ちを繰り返すリーゼントの男を板橋駿谷、流されるまま生きてきたことが災いして転落していく女をオーディションで選ばれた岩田恵里が務めたほか、3人の運命を掌で転がすヤクザ役で芦川誠が出演している。

なお劇中で流れる血は本物。奥田がビール瓶で頭を割り12針縫うけがを負い、病院に搬送され撮影が中断したこともあったという。

「クズとブスとゲス」は、7月30日より東京・ユーロスペースほか全国順次公開。

奥田庸介 コメント

この映画を例えるならば、15の夜に行き先も分からぬまま暗い夜の帳の中を盗んだバイクで走り出す代わりに、28の夏に生き方も分からぬまま辛く無意味な人生の途中で怒った奥田が暴れだす、といった感じだと言ったら分かりやすいでしょうか。最早映画とは呼べないぐらい個人的なシロモノなのですが、薄汚く自己正当化しますと、今のこの日本文化の有り様だからこそこんな映画があって良いと思います。

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(c)2015 映画蛮族

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