青木玄徳が山田裕貴とバディに、波岡一喜とBL的関係に!?「闇金ドッグス2」初日

「闇金ドッグス2」の初日舞台挨拶が本日4月9日、東京・新宿バルト9にて行われ、キャストの山田裕貴、青木玄徳、波岡一喜、監督の土屋哲彦が登壇した。

金にまつわるトラブルや欲望と暴力の渦巻く世界を描いた本作は、2015年8月に公開された「闇金ドッグス」の続編。山田はヤクザから闇金業者に転身した男・安藤忠臣を、青木は元ホストで安藤に雇われる男・須藤司を演じている。

最初にマイクを握った山田は「新宿バルト9で一番大きなスクリーンだというこの会場で初日を迎えられ、本当にうれしいです」と笑顔で挨拶。土屋は「さわやかな春の日に、さわやかさのかけらもない映画を観に来てくださりありがとうございます」と冗談交じりに述べ、会場の笑いを誘う。

山田とは初共演だったという波岡は「怖いイメージがあってビビってたんですけど、会ってみると好青年で謙虚で、お芝居もしっかりしてて。あと、おどおどして挙動不審なところも素晴らしい」と賞賛。土屋からも「この作品は、前作の撮影から9カ月後ぐらいにクランクインしたんですけど、山田くんが役者としてすごく成長していた」と称えられた山田は、終始笑顔で喜びを隠し切れない様子を見せた。

現場でのエピソードを聞かれた青木は「伊藤裕子さんに『同性愛の悲しいストーリーとか出たら映えそうだよね』って言われて、『ありがとうございます』としか答えられませんでした」と苦笑い。闇金業者の塩田丸雄を演じ、5月21日に封切られる「闇金ドッグス3」で青木と激しく衝突するという波岡は「3ではそういうボーイズラブ的な展開になってるかも。（青木と）顔めっちゃ近付けてるシーンありますよ」と観客に呼びかけ、会場を沸かせる。

見どころを聞かれた山田は「青木さんとのバディ感」と回答。青木が「忠臣と須藤のコンビ感を上手に作れた」と返すと、山田も「しっかりと話し合いながら生み出せましたね」と述懐する。最後に挨拶を求められた山田は「監督をはじめとするスタッフの方々のチームワークと、共演者の方たちに支えられて主人公の忠臣を演じることができました。本当に感謝しています」と述べた。