本作は「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の
新たな予告編の冒頭には坂本が登場し、「この作品には息をのむような素晴らしい映像が詰まっています。私は音楽で、主人公ヒュー・グラスの壮大なドラマを表現しました」とコメント。続いて、重厚な楽曲と壮大な劇中シーンを組み合わせた本編映像が映し出されていく。
坂本は、本作の音楽制作について「初めて映像を観たとき、この映画の主人公は“自然”だと思いました」と述懐。「ルベツキが自然光を使って素晴らしい精度で撮影していますよね。そこで、人間ドラマを包む大きな自然というものを音楽で描きたかったのです」と続ける。「バベル」でも坂本の楽曲を使用したイニャリトゥは、「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ。今回の音楽には、感動的な静寂がある。静寂という“間”が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と分析。坂本は「最初に電話を受けたときに監督が言っていたのは、『メロディよりもサウンドだ。サウンドの積み重ねが必要なのだ!』ということ。覚えやすいメロディを持った音楽を使う映画が多いのですが、そういうものを目指していたのではないということです」と振り返った。
「レヴェナント:蘇えりし者」は4月22日より東京・TOHOシネマズ 日劇ほか全国でロードショー。
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