ブラッドリー・クーパー「二ツ星の料理人」、生傷絶えない厨房の熱気伝わる予告

ブラッドリー・クーパー主演「二ツ星の料理人」の予告編がYouTubeにて公開された。

本作は、仏・パリを追い出されたシェフが再起を懸ける姿を描いた物語。一流の腕を持ちながらトラブルを起こして姿を消したアダムは、友人トニーが英国ロンドンで営むレストランにて、仲間たちとともに世界一を目指し奮闘する。二ツ星料理人のアダム役を「アメリカン・スナイパー」のクーパーが演じるほか、トニー役をダニエル・ブリュール、アダムとともに働く女性料理人のエレーヌ役をシエナ・ミラー、アダムのパリ時代の同僚ミシェル役をオマール・シーが務めた。監督は「8月の家族たち」のジョン・ウェルズ。

このたび公開された予告編は、ワケあり二ツ星シェフのアダムが仲間をスカウトするシーンから始まり、続けて、アダムの怒号が飛ぶ熱気あふれた厨房の様子が映し出されていく。後半には自信をなくしたアダムに、エレーヌが「もう1人じゃないわ」と告げるシーンも。信頼する仲間とともに三ツ星を目指し奮闘する姿が捉えられている。

監督のウェルズは「キッチンの中は、連日40℃の暑さで、キャストもスタッフも汗びっしょり。シェフたちの腕は切り傷と火傷だらけだった。実際、キャストも軽傷だけど、けがが絶えず、かなり痛そうだったね」と撮影を振り返る。クーパーも「カウンター越しに皿を投げつけるシーンでは、手を切ってしまった。縫わずに済んでラッキーだったよ」とコメントを寄せた。

「二ツ星の料理人」は、6月11日より東京・角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国でロードショー。