赤塚不二夫の生涯を追ったドキュメンタリーがGW公開決定、監督は冨永昌敬

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マンガ家・赤塚不二夫生誕80周年を記念したドキュメンタリー「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」の公開が決まった。

赤塚不二夫(撮影:荒木経惟)

赤塚不二夫(撮影:荒木経惟)

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主題曲「ラーガ・バガヴァット」参加メンバー。左より、Maya Moeran(Harmonium)、ヨシダダイキチ(Sitar)、タモリ(Vo)、Juicy(HIFANA / Per)、U-zhaan(Tabla)。

主題曲「ラーガ・バガヴァット」参加メンバー。左より、Maya Moeran(Harmonium)、ヨシダダイキチ(Sitar)、タモリ(Vo)、Juicy(HIFANA / Per)、U-zhaan(Tabla)。[拡大]

本作は「おそ松くん」「天才バカボン」など多くのマンガを生み出し、2008年に逝去した赤塚の生涯を、「レッツラゴン」のキャラクターたちを案内役に、関係者インタビューや秘蔵写真、赤塚本人のプライベート映像などでつづった作品。監督は「乱暴と待機」「ローリング」の冨永昌敬、エンディング曲のボーカルを生前赤塚と親交の深かったタモリが務めている。

赤塚不二夫(撮影:荒木経惟)

赤塚不二夫(撮影:荒木経惟)[拡大]

本編では年齢やジャンルを問わず、さまざまな著名人の視点から、赤塚の知られざる姿が切り取られていく。写真家の荒木経惟は「バカなことを真面目にやる。そこが魅力なんだね」と語り、テレビアニメ「おそ松さん」の監督・藤田陽一は「誰よりもなり振りかまわなかったのが、赤塚さんなんじゃないか?」と「天才」を分析。作品を手がけた冨永は「これまでどおりの僕なら、本人に会わない限り天才だなんて信じられなかったはずである。しかしよくわかった。もうわかりましたよ。天才は言葉を生むのだ。本人がしゃべったり書いたりしたことではない。今もって他人に語らせる愛の言葉のことだ。本当にたくさんの人から素敵な言葉を聞いた」とコメントしている。

「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」は、ゴールデンウイークより東京・ポレポレ東中野、東京・下北沢トリウッドほか全国でロードショー。

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(c)2016 マンガをはみだした男 製作委員会

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tAk @mifu75

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