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本作は2014年にリリースされたIVORY DICE原作によるフリーホラーゲームを実写映画化した作品。卒業旅行中の高校生の男女が、1年前のバレンタインデーに復讐を予告して自殺したクラスメイトの亡霊におびえながらも、悲劇の真相を明らかにしていく様子が描かれる。
主人公・佐藤美奈子を演じた水谷は、「私にとって初主演の映画。みんなで体を張ってがんばった作品なので、ぜひ楽しんでほしいなと思います」と挨拶。芋生は「最初から最後まで目が離せない映画になっています。どきどきしながら観てください」と呼びかける。安田は本作が映画初出演とあって「今緊張してるんですけど、楽しんでもらえたらうれしいです」と初々しい様子で心境を語った。
今野は撮影でこだわったポイントを司会者に問われ「たくさんの高校生役のキャストを呼んで、2泊3日で合宿をしたんです。その中で生まれたものがスクリーンに映っていると思う」と語った。合宿中の過ごし方については、水谷がみんなでカレーを作ったことを明かし「修学旅行みたいな感じでした」とキャストの仲の良さをうかがわせる。またそれぞれの役柄については、宮城が「感情をあまり表に出さない役柄だったから、役の中ではみんなの中に入れず寂しかったですね」と語る。草川は「台本を読んでいたら相沢(役名)はいいやつなのか悪いやつなのか疑問が生まれたので、自分に似てないところから考えて役を作っていきました。その結果、僕にしかできない相沢ができたと思います」と役作りを振り返った。
また作品タイトルにちなみ、司会者からはバレンタインに関する登壇者への問いかけも。印象的な思い出を問われた水谷は「友達が好きな男の子にチョコを渡せないでいたので『じゃあ私が渡してくるよ』って、代わりに渡したんです。そうしたら後日その2人が付き合うようになりました。恋のキューピッドです!」と胸を張る。監督と男性キャストには「チョコをどれくらいもらう?」という質問が投げられ、今野は「これまでにもらったのは3個くらいですかね……」と照れながらコメント。草川は「僕はマザコンじゃないんですけど……」と前置きした上で「お母さんが毎年チョコをくれるので、毎年1個もらえることは必ず決まってます」と笑顔を見せる。また宮城は「小学生の頃がピークで、そこからどんどん減ってきてます」と語って会場の笑いを誘った。
最後に挨拶に立った水谷は「心臓にじわじわくるような怖さのある映画です。普段味わえない感情を楽しんでほしいなと思います」と呼びかける。さらに彼女は「今日は怖いのが苦手な人もきっと観に来てくれていると思うので」と続け「私、撮影中にまばたきをしないように気を付けて演技をしていたんです。怖いのが苦手な人は、私のまばたきの回数を数えて楽しんでくれたら」と観客にアドバイスし、会場の空気を和ませていた。
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