ケイト・ブランシェットと綾瀬はるかが再会喜び、カンヌ映画祭での出会いを回想

本日1月21日、スキンケアブランドSK-IIのイベント「運命を、変えよう。～SK-II CHANGE DESTINY FORUM～」が東京のザ・プリンス パークタワー東京にて行われ、グローバルアンバサダーのケイト・ブランシェットが出席した。

「過去～現在～将来の運命を変えた経験や運命を変えること」というトークテーマについて、ブランシェットは「8年前に夫（アンドリュー・アプトン）とともに劇団シドニー・シアター・カンパニーの監督を務めると決めたのは、私の運命を変えた経験でしたね。もちろん恐怖はあったけれど、自分の直感や選択は正しいのだと信じたんです。その結果、不可能だと思うことまでやり遂げることができて大きな自信となりました」と自身の経験談を披露。そして、かつてはビジュアルアートに関する仕事を目指していたと明かし「自分が選んだというよりは、演技に選ばれたような感覚があります。実を言うと、女優として成功することはイメージしていなかったんです。ただ、勇気を持って1つひとつの仕事をやっていこうと考えていました」と女優業に対する思いを真摯に述べた。

続いて、2010年から同ブランドの日本のイメージキャラクターを務める綾瀬はるかがサプライズ登壇。ブランシェットは2月11日に公開を控える「キャロル」、綾瀬は「海街diary」で第68回カンヌ国際映画祭に参加し、会話を交わす機会があったという。再会を喜びハグをしたあと、綾瀬は「（ブランシェットは）パワフルでハッピーなオーラにあふれていて、すごい方だなと思いました！ スマートでカッコよくて、チャーミングなところもあったりして……」と、ブランシェットは「私も綾瀬さんにハッピーなエネルギーを感じました！ ワクワクしてこの場（カンヌ）にいらっしゃるんだなという印象でしたね」とお互いの印象を語り、当時を懐かしむ。

イベントの終盤には、「運命を変えるような大きな挑戦は？」と質問が飛ぶ。綾瀬は「今はドラマ（「わたしを離さないで」）を撮っているのですが、10代のときに自分の運命を変えてくれた作品の脚本家・森下佳子さんとひさしぶりにご一緒しているんです。その方に『この役は挑戦状だ！』って言われて（笑）。私も運命や挑戦を感じましたね」とにっこり。さらに綾瀬は「作品の撮影前は毎回怖いです……。でもその日は絶対にやって来るので、自分を信じて一歩踏み出すんです。これからもそうしていくしかないのかな」と口にした。

最後に「新しいことにチャレンジするときに自分を支えたものは？」との司会者からの問いに、ブランシェットが「作品の監督や夫など、自分のことを信じてくれる人の存在が大きな支えですね。変化は誰にとっても恐れを感じてしまうものです。でも先ほど綾瀬さんが言っていたように、いつかその日は来てしまう。一歩踏み出すことが自信につながるという彼女の言葉に同感です」と話し、イベントを締めくくった。