謎の芸術家バンクシーに翻弄される人々を追うドキュメンタリー公開

正体不明のアーティスト、バンクシーが手がけた作品に翻弄される人々を追ったドキュメンタリー「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」の公開が決定。あわせて予告編とチラシビジュアルが解禁された。

世界各地の壁や道路などに、ゲリラ的に作品を描くことで知られる謎のグラフィックアーティスト、バンクシー。作品はハリウッドセレブも魅了し、その多くが高値で取引されている。本作は、バンクシーが2013年10月1日より毎日1点ずつNY各地に残した作品を求めて駆けまわる人々の熱狂ぶりを伝える。

公開された予告編には、バンクシー本人によって公式サイトに投稿された展示品を、SNSを駆使して捜索する人やアクリル板で保護する人、即売買しようとする人などが次々と映し出されていく。やがてその狂騒は“アートとは何か、誰のものか”といった議論へと発展する。チラシは10月1日に公開展示された、「GRAFFITI IS A CRIME（落書きは犯罪）」と書かれた標識のスプレー缶を手にする少年のイラストだ。

「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」は3月26日に東京・渋谷シネクイント、4月2日より東京・UPLINKほか全国にて順次公開される。