カンヌ最高賞受賞「ディーパンの闘い」予告編、亡命した元兵士が偽の家族のため奮闘

「君と歩く世界」「真夜中のピアニスト」を手がけたジャック・オーディアールの監督最新作「ディーパンの闘い」の予告編が公開された。

第68回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した本作は、内戦下のスリランカを逃れてフランスにやってきた3人の難民の物語。ディーパン役をスリランカで武装闘争を行っていた組織“タミル・イーラム解放のトラ”のメンバーだったアントニーターサン・ジェスターサンが務めた。

予告編には、本当の妻と子を亡くした元兵士ディーパンが、見知らぬ女と少女の3人で疑似家族となり亡命先で生活を始める様子や、管理人として働き始めた団地で不良の抗争に巻き込まれながらも新たな家族のため奮闘する姿が収められている。

「ディーパンの闘い」は、2016年2月12日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。