「ニュー・シネマ・パラダイス」の原風景捉えた展覧会、トルナトーレ撮影の写真並ぶ

「ニュー・シネマ・パラダイスの原風景」と題された写真展が、9月5日から30日までの期間、東京・イタリア文化会館にて開催される。

これは、「ニュー・シネマ・パラダイス」で第42回カンヌ国際映画祭の審査員グランプリを獲得したジュゼッペ・トルナトーレと、彼に写真の手ほどきをした映写技師で写真家のミンモ・ピンタクーダの作品を紹介する展覧会。1950年代から1970年代にかけ、同作のロケ地であるイタリアのシチリアで撮影されたトルナトーレの作品30点、ピンタクーダの作品15点が出品される。

会場には、乾いた大地や海、映画館などの風景とともに、市井の人々を切り取ったスナップ写真が展示されるほか、「ニュー・シネマ・パラダイス」のオリジナルポスター4点、同作のために描かれた衣装スケッチ5点が並ぶ。

また会期半ばにあたる9月19日には、「ニュー・シネマ・パラダイス」の上映会も開催。申し込み制となるので、詳細は公式サイトを確認してほしい。

ニュー・シネマ・パラダイスの原風景

2015年9月5日（土）～30日（水）東京都 イタリア文化会館
※日曜休館
開館時間 11:00～18:00
料金：無料