タランティーノの愛が爆発、「モリコーネ 映画が恋した音楽家」本編映像

「モリコーネ 映画が恋した音楽家」の本編映像がYouTubeで公開された。

本作は「荒野の用心棒」「遊星からの物体X」など数多くの映画で音楽を手がけてきたエンニオ・モリコーネに迫るドキュメンタリー。音楽を担当した45作品の名場面、クリント・イーストウッドら70人を超える著名人のインタビューを通してその軌跡をたどる。モリコーネと多数の作品でタッグを組んだジュゼッペ・トルナトーレが監督を務めた。

映像では、モリコーネのファンであるクエンティン・タランティーノが、「ヘイトフル・エイト」にてオリジナル楽曲を依頼した際の思い出を振り返る。また第88回アカデミー賞で「ヘイトフル・エイト」が音楽賞を受賞し、授賞式の壇上で喜びを爆発させるタランティーノの映像も使用された。

一方、作曲家のアレッサンドロ・デ・ローザからは「タランティーノは（マカロニウエスタンの巨匠）レオーネ映画の大ファン。違う音楽を期待したはず」と裏話も飛び出すが、モリコーネはその予想を覆してクラシック曲を採用することで、「新たな地平が開けた」こともタランティーノの口から明かされる。

「モリコーネ 映画が恋した音楽家」は本日1月13日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国で順次ロードショー。