山田涼介「暗殺教室」コメンタリー収録、「映画主演は親孝行になった」

2015年3月に公開された「暗殺教室」のBlu-ray / DVDが9月25日に発売される。主演の山田涼介と監督の羽住英一郎が、そのスペシャルエディションの特典となるビジュアルコメンタリーの収録を行った。

ビジュアルコメンタリー初挑戦となる山田は、スクリーンの前で撮影するものと思っていたらしく「こういう編集室で観て撮るんだって、少し驚きました」とコメント。本編がスタートすると、もともと原作マンガのファンであったことや、実写化されたときのキャスティングを想像していたことなどを冷静に語り始める。「自分が演じるなら（菅田将暉が演じた）カルマかな、と思っていたので、オファーをいただいたときも主役の渚役だとは思いもしなかった。（Hey! Say! JUMPの）ライブ開始の30分くらい前に『出演することが決まった』とは聞いていたけれど、翌日のニュースで『山田涼介が映画初主演』となっていて驚いた」と裏話を明らかにした。

続いて、映画に主演することは山田にとって1つの夢であったと語り、「大きなスクリーンに映っている姿を両親に見せたいと思っていた。自分ががんばっている姿をとても喜んでくれるので、親孝行になったと思う。初日舞台挨拶のとき舞台から両親が見えたけど、とても喜んでいた」と心温まるエピソードを披露。

山田が演じた主人公の渚はあまり前に出ることのない性格で、クラスでも目立たない存在。羽住が「山田くんは眼力が強いので、真剣な顔をすると渚ではなくなってしまう。それでNGにすることは何度かあったかな」と撮影を振り返ると、山田は演じる上で意識した点について、カバンを両手で持ったり、唇を噛んだりといった具体例を挙げながら説明した。

なお本作は2016年に続編「暗殺教室 -卒業編-」の公開も決定しており、山田は「続編では自分のシーンじゃなくてもいいので、激しいアクションシーンをもっと増やしてほしい」とアピール。羽住は「前作を超えなくてはいけないし、超える作品になると思う」と自信を感じさせた。