「ハンガー・ゲーム」水樹奈々が男前発言、最新作では「姫を助けに行く」

「ハンガー・ゲーム FINAL：レジスタンス」の初日舞台挨拶が6月6日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、日本語吹替版キャストの水樹奈々、神谷浩史、中村悠一が登壇した。

シリーズを通してジェニファー・ローレンス扮する主人公カットニスの吹替を務めてきた水樹は「ヒロインなのにヒーローのようで、さらに男前になった」と役柄を説明。そして反乱軍のリーダーとなり、政府軍に捕えられた少年ピータを助けるという本作のストーリーについて「ピータ“姫”を助けに行く」と茶目っ気たっぷりに例え、ピータ役の神谷を苦笑させた。

相棒ピータと、故郷の狩猟仲間ゲイルの間で揺れるカットニスの恋模様にもスポットが当たる本作。ゲイル役の中村は「カットニスの隣で彼女を支えてきたが、本作でカットニスの心はゲイルにはないと感じた」と1人寂しげな表情に。「昨夜ニコニコ生放送で過去作が放送されたのを観ていたら、ゲイルが登場するたびに『あ、元彼だ』とコメントが書き込まれてました」と傷心の様子を見せる中村に、プライベートでも仲のよい神谷が「プレイステーションで遊ぶときは中村くんがオンラインになっているのか確認する」と明かす。水樹がすかさず「え？ 元彼なの!?」とツッコむと会場は大きな笑いに包まれた。

11月20日公開のシリーズ最終章「ハンガー・ゲーム FINAL：レボリューション」ついて、水樹は「敵の本拠地に乗り込み、ボスのスノー大統領をぶっ倒し、ピータ姫と結ばれるのかな？」と期待を込め、「ピータと結ばれたら僕にとっても幸せなエンディング」と述べる神谷、「明るいエンディングが観たい」と話す中村と共に作品のハッピーエンドを祈った。