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松山ケンイチらの褒め言葉に、監督のSABU「みんな嘘つき」と照れ笑い

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「天の茶助」完成披露試写会にて、左からSABU、大杉漣、松山ケンイチ、大野いと、伊勢谷友介、玉城ティナ。

「天の茶助」完成披露試写会にて、左からSABU、大杉漣、松山ケンイチ、大野いと、伊勢谷友介、玉城ティナ。

本日6月2日、「天の茶助」の完成披露試写会および舞台挨拶が東京・新宿ピカデリーにて行われ、キャストの松山ケンイチ大野いと大杉漣伊勢谷友介玉城ティナ、監督のSABUが登壇した。

SABUの書き下ろし小説を映画化した本作。人間の“シナリオ”を書き続ける天界の脚本家たちの茶番頭、茶助は、交通事故に遭う運命のユリを助けるため地上に降りて人間たちと関わっていく。

「うさぎドロップ」以来、4年ぶりにSABUとタッグを組んだ松山は「SABUさんのこと大好きなんですよ」とため息まじりに声を漏らす。SABUの“バカ正直”なところが好きだと伝える松山に同調し、SABUとは30年来の付き合いとなる大杉も「彼は嘘がつけない人」と評した。対してSABU作品に初参加の伊勢谷は「大声上げるのかな……と心配していたけど、逆に優しすぎて驚きました」と打ち明ける。

キャストから厚い信頼を寄せられたSABUは、照れ隠しのつもりか「みんな嘘つきだな」と一蹴。本作が第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されたことを司会者から祝福されると「コメディ作品でもコンペに選ばれたってことで、いかに俺がすごいかわかってもらえた」と口にするも、自信にあふれた言葉とは裏腹に恥ずかしそうな笑顔をのぞかせた。

作品のテーマの1つである“運命”という言葉について、松山は「ポジティブとネガティブ、幅広い意味を持った言葉」と言及し、さらに「運命というものに対して、この作品から何かしらのメッセージを受け取れると思います」と観客に語りかけて舞台挨拶を締めくくった。

「天の茶助」は6月27日より全国ロードショー。

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