海岸を臨む茅ヶ崎映画祭、小津安二郎ゆかりの旅館や野外での上映も

今年で4回目を迎える茅ヶ崎映画祭が、神奈川・茅ヶ崎市で6月3日から6月26日にかけて行われる。

“街と人がつながる、手づくりの映画祭”をテーマに掲げる茅ヶ崎映画祭では、映画館やホールのみならず、茅ヶ崎市内のレストランやカフェ、旅館、美術館といった施設が上映会場となる。

上映ラインナップは全10作品。野外上映の「かもめ食堂」をはじめ、「サマータイムマシン・ブルース」「シンプル・シモン」「西の魔女が死んだ」といった作品が選出された。横浜聡子の監督作「りんごのうかの少女」と、EGO-WRAPPIN’や二階堂和美らミュージシャンが多数集結した「スーパーローカルヒーロー」の2本は小津安二郎が定宿としていた旅館、茅ヶ崎館で上映される。

夏の訪れを予感させるこの季節、海辺に寄り添う街で映画を楽しんでみては。申し込み方法や鑑賞料金は会場ごとに異なるので、詳細は公式サイトを確認しよう。

第4回茅ヶ崎映画祭

2015年6月3日（水）～6月26日（金）神奈川県 茅ヶ崎市内
＜上映作品＞
「かもめ食堂」
「シンプル・シモン」
「りんごのうかの少女」
「スーパーローカルヒーロー」
「サマータイムマシン・ブルース」
「日本と原発」
「彫る・棟方志功の世界」
「山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」
「西の魔女が死んだ」
「ENSEMBLE episode series 01＆02」