ヴェンダースが世界的写真家サルガドの軌跡をたどる、新作ドキュメンタリー

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ドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダースの監督最新作「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」が、8月1日より全国公開される。

「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」  (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado

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ヴィム・ヴェンダース (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado

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「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」 (c)Sebastiao Salgado (c)Donata Wenders (c)Sara Rangel (c)Juliano Ribeiro Salgado

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この作品はヴェンダースとジュリアーノ・リベイロ・サルガドが共同監督を務め、2014年の第67回カンヌ国際映画祭で、ある視点特別賞に輝いたドキュメンタリー。貧困や飢餓、内戦など過酷な状況を生きる人々を切り取り、50以上の報道写真賞を受賞してきた世界的写真家セバスチャン・サルガドの軌跡を追う。写真家としての活動とは別に、自然の保全や復元に尽力する環境運動家としての側面や、1人の父親としてのサルガドの姿も捉え、その素顔を複合的に描き出していく。

写真家でもあるヴェンダースは、サルガドの仕事に対して「彼は被写体となる人々を理解するために、時間をかけます。共に生活したり、共感したり、できる限り彼らの人生に関わって感情移入をしていきます。セバスチャンは彼らのためにこの仕事をしているのです」と敬意を込めてコメントしている。

1983年の東京を舞台に、小津安二郎の記憶をたどる「東京画」、ファッションデザイナー山本耀司の創作の裏側に迫った「都市とモードのビデオノート」など、敬愛する人物のドキュメンタリーを多く手がけてきたヴェンダース。監督のファンは届けられた場面写真を見て、8月1日の公開に備えよう。

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