ユリイカでPTAの作品世界を探究する特集、本人やホアキンらのインタビューも

4月27日発売のユリイカ5月号で、映画監督ポール・トーマス・アンダーソン（以下PTA）の特集が組まれている。

PTAは1996年に「ハードエイト」で長編デビュー。「ブギーナイツ」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」などコンスタントに作品を発表しており、世界3大映画祭であるヴェネツィア、カンヌ、ベルリン国際映画祭の全てで監督賞を獲得した。

この特集では最新作「インヒアレント・ヴァイス」の公開を記念して、PTAと主人公のヒッピー探偵を演じたホアキン・フェニックス、凍らせたバナナを好む警部補役を務めたジョシュ・ブローリンのインタビューを掲載する。ほかにアメリカ文学の研究者である佐藤良明と翻訳家の柳下毅一郎の対談や小説家の松田青子らによるエッセイなど、さまざまなアプローチでPTAが作り出す映画の世界に迫っている。

なお「インヒアレント・ヴァイス」は全国で公開中。