松田翔太、2股は男の性だと衝撃発言!?「イニシエーション・ラブ」完成報告

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イニシエーション・ラブ」の完成報告会見が本日4月20日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、松田翔太前田敦子木村文乃堤幸彦監督が登壇した。

「イニシエーション・ラブ」完成披露会見。左から木村文乃、松田翔太、前田敦子、堤幸彦監督。

「イニシエーション・ラブ」完成披露会見。左から木村文乃、松田翔太、前田敦子、堤幸彦監督。

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「イニシエーション・ラブ」メインキャストの3人。左から木村文乃、松田翔太、前田敦子。

「イニシエーション・ラブ」メインキャストの3人。左から木村文乃、松田翔太、前田敦子。[拡大]

「イニシエーション・ラブ」は、2004年に発表された乾くるみによる長編小説が原作。ラブストーリーを主軸にミステリーの要素が織り込まれており、小説ならではのトリックが用いられていることから、実写化が不可能だとファンの間で長らく言われてきた。

本作でメガホンを取った堤は「映像化が難しいと言われた部分は原作者の乾さんがアイデアを出してくれたので、制作上の苦労は何もなかった。とにかく男が好きな女の子を描きました。女の子も男の子の気持ちを推し量るという意味では、この映画ほど参考になるものはないと思います!」と冗談を交えて語る。さらに監督がヒロインの2人が魅力的に映るよう力を入れた場面は、前田が首をかしげる姿、木村の髪が流れるさまであったとフェチぶりを披露してキャストの笑いを誘った。

主人公の鈴木役を務めた松田は、台本を読んだ際に自分が見透かされたような気持ちがしたという。役作りに関して尋ねられると「ワンシーンごとに誠実に鈴木を演じていたら、自ずと2股になってしまいました。でも男ってそういうものなのかなとも思って、素直に演じていました」と平然とした顔で語った。

そして静岡編で鈴木の恋人マユを演じた前田は「台本がポップでキャッチーで、撮影前からこんなにワクワクしたのは初めてでした。完成した作品には細かい演出がたくさん入っていて、探すのが楽しくて4回も観てしまいました!」とはじける笑顔で話す。また前田が花を背負う場面がかわいかったと木村が力説すると、途端に照れた表情に。

さらに東京編で鈴木が出会う女、美弥子役の木村は、原作を発売直後に手に取っていたと明かす。「私自身が原作を読んだときに騙された登場人物を、まさか映画で演じることができるとは思いませんでした。台本を読んだときや完成品を観たときは純粋に恋愛映画として楽しめた分、ラストの衝撃がすごかったです。遊び心を入れるとこんなにも面白くなるんだなって思いました」と感慨深げに振り返り、作品の魅力をアピールした。

「イニシエーション・ラブ」は5月23日より全国でロードショー。

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