映画の主題歌である
また村瀬にとって「ハイキュー!!」はどんな作品かと問われると、「1話1話違う表情を見せてくれる作品」と回答。「音駒と烏野はチーム自体の因縁だけでなく、キャラクター個人と個人でのつながりもあります。そういったドラマパートでの思い入れがある方も多いと思いますし、4年の月日を経て皆さんのもとに届けることができて、感慨深いです」と述懐した。
自宅で完成した劇場版を鑑賞したという石川。アニメなどの映像を観るときには声優という職業柄、演技について考えながら観がちであることを明かすも、「『ハイキュー!!』に関しては、手に汗握りながら、純粋に画面内にいる選手を声出しながら応援していました」と話す。「気持ちが画面の向こうに持っていかれるくらい迫力のある映像」とその出来に太鼓判を押し、「1期からのいろいろなものを思い出して、なんでもないシーンで泣いてしまいます」と語ると会場からは至る所で同感の声が漏れていた。また音駒と烏野は「お互いに一番影響を与え合ってきた学校だと思う」と言い、「ようやくここで公式戦。学校としての因縁にようやく決着がつくんです」とその熱い思いを述べた。
梶も村瀬と同じく、劇場で観ることのよさを語る。「選手たちと同じ臨場感で最初から最後まで走ることができます。ボールを打つときとか、弾むときの音の重みがすごい。作画も、球のブレとかの表現が恐ろしいことになっています」とコメント。また自身が演じる研磨に焦点をあて、「彼にとってのターニングポイントが詰まっている内容になっています。彼がどういうふうに考えてバレーボールというものに向き合ってきたのかを感じられる仕上がりだと思います」と語った。
これまでの登壇者たちの発言を聞き、「皆さんの言う通りだと思います」と中村が回答をサボると登壇者たち含め会場は爆笑。劇場版については映画館で鑑賞できることのよさについて言及し、「本当に一試合見ているような臨場感があります。体験型のものとして、ぜひ映画館で観てほしい」と勧めていた。また自身が演じる黒尾については、3年生であることから他のメンバーとは抱えているもの、思いの強さについてのベクトルが違うと思っていると明かす。「敵味方関係なく、3年生たちが抱える思いを考えたときに、(みんな)同じようなものを持っていると感じました。来場者特典の(古館)先生の描き下ろしマンガもさっき読んだのですが、(気持ちが)溢れ出てしまいました」と述べると、登壇者たちはうんうんとうなずく様子を見せた。
その後古館から寄せられた、公開を控えたイラストコメントがスクリーンに映し出されると、キャスト陣はこのイラストが何を表しているのかそれぞれ感想を述べ合う。最後に村瀬から観客へ向けてメッセージが贈られた。「制作を担当されたProduction I.Gの方や、映画を宣伝されている東宝さん、素晴らしい原作を生み出してくださった先生、集英社さんなど、制作に関わったいろんなところに届けー!という気持ちで、感想を呟いていただけるとうれしいです。制作陣もキャストもうれしい気持ちを受け取ってきて、こうして最高の劇場版につなげることができたと自負しています。超面白かった!っていっぱいつぶやいてください!」と語り、イベントは閉幕した。
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」は、TVアニメ第4期で放送された稲荷崎高校戦の後に続く、烏野高校と音駒高校の戦い、通称“ゴミ捨て場の決戦”を描いたもの。本日2月16日から全国上映され、IMAX上映も同日より行われる。
気持ちが画面の向こうに持っていかれる!「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」最速上映舞台挨拶
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」
公開中
スタッフ
原作:「ハイキュー!!」
監督・脚本:満仲勧
アニメーション制作:Production I.G
配給:東宝
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