「川越ボーイズ・シング」鵜澤正太郎、土田玲央らが初パフォーマンスで歌声響かせる

オリジナルTVアニメ「川越ボーイズ・シング」のイベントが去る3月26日に「AnimeJapan 2023」内で行われ、キャストの鵜澤正太郎 、土田玲央、小原悠輝、中西南央、金子誠、木村昴、生田鷹司、伊瀬結陸、葉山翔太、深川和征が登壇した。

タイトルやキャストが3月に発表され、これが初のイベントとなった「川越ボーイズ・シング」。川越学園の“ボーイズ・クワイア部”を舞台に、個性豊かな男子生徒たちと、元オーケストラ指揮者の響春男が「全国高校ボーイズ・クワイア・コンクール」優勝を目指すさまを描く。イベントはこの日お披露目となったティザーPVで幕開け。キャスト10人はキャラクターに合わせた制服姿で登場し、ブースに集まった観客や通りがかる人にも手を振って挨拶した。

キャスト陣は先ほどのティザーPVや、そこで流れるオリジナル曲の感想についてトークを展開する。PVはしっとりと落ち着いた雰囲気に仕上げられているが、あらすじで“限界ソウルフル青春コメディ”と銘打たれている通り、実際は明るくコミカルな場面も多いそう。そのギャップに「PV詐欺ですよね！（笑）」という声も。またキャラクター紹介では、だんぼっちこと出井天使、えいちゃんこと矢沢ひろしなどそれぞれにあだ名がついているため、「フルネームを聞くのが新鮮！」という感想も上がった。男性キャストが10人集まってのやり取りは、作中のボーイズ・クワイア部の雰囲気を想像させる賑やかなもの。鵜澤は「絶対に皆さんの推しのキャラクターが見つかると思います！」と応援を呼びかけた。

そして後半では、キャスト陣が歌うオリジナル楽曲を観客の前で初披露。1曲目「On the Set」は鵜澤、土田、小原による楽曲で、ラップも交えた土田のメインボーカル、息の合った軽快なダンス、物語を感じさせる豊かな表情など、クオリティの高さに観客から大きな拍手が贈られた。2曲目は中西と金子が加わり、いかにも合唱曲らしい雰囲気の楽曲「光輝く明日へ」を美しいハーモニーで聴かせる。ブースからホールへと広がっていく歌声に、通りかかった人が思わず足を止める姿も見られた。最後は10人全員が揃い、観客のクラップに合わせてステップを踏みながら、スタイリッシュな1曲「Gettaway」を披露。それぞれテイストの異なる3曲は、作中で幅広いバリエーションの楽曲が聴けることを予感させた。

なおコミックナタリーでは放送に向け、早くもインタビュー連載を始動。第1回にはクワイア部員のメインキャストから、鵜澤、土田、小原の3人に登場してもらった。さまざまなジャンルで活躍するキャストが集まった現場の雰囲気や、楽曲への並々ならぬこだわりを感じ取ってほしい。