2日目となる「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」の舞台挨拶には、宇髄天元役の
「遊郭編」の魅力について、河西が「遊郭ってきらびやかな世界だなと思ったんですけど、裏にはいろんな過去を背負った方々がいる。それが堕姫と妓夫太郎の過去と現在を街全体で表したんじゃないかと思うんですよ」と解説すると、小西は「ちゃんとした意見! さすが柱。存在感を出してきましたね」と楽しそうに声をあげる。また花澤が「やっぱりまずは宇髄さんがカッコよすぎるだろっていう(笑)。守られたい欲が刺激されませんか?」と客席に向かって語りかけると、小西は「ありがとうございます」と笑顔を浮かべていた。
さらに4月から始まる「刀鍛冶の里編」について話がおよぶと、花澤は興奮した様子で「もう童磨と猗窩座よ!って思いましたね。思いませんでした!? すごかったよね?」と語気を強め、小西と河西は思わず苦笑い。そして舞台を歩きながら「猗窩座の余裕のない感じっていうんですか? すごーくよかったですよね。余裕のない石田彰さん、すごくいいですよね?」と語りかけると、客席からは拍手が起きる。花澤がさらに「童磨もね、憎たらしいんですけどなんかかわいいって思っちゃう感じ? 母性がくすぐられませんでした?」と続けると、「まだやるの?」と小西から突っ込まれていた。
すると河西も「まず妓夫太郎もそうだったんですけども、皆さん鬼なだけあってお強い声をされてるわけですよ」と花澤を真似て舞台を歩きながら熱弁。「やっぱり序列があるんだなって思いました。猗窩座がぐぬぬってなるぐらい3と2の間にも歴然とした差があって……」と語ると、小西は「余裕のない石田彰ね」と花澤の言葉を持ち出し笑いを誘う。さらに半天狗役の古川登志夫や、玉壺役の鳥海浩輔、黒死牟役の置鮎龍太郎といった新たにキャストが発表されたキャラクターの見どころなどが語られた。
そして「刀鍛冶の里編」のメインで描かれる時透無一郎と甘露寺蜜璃の役作りについても語られる。河西は「ああいう役やるときって、息を止めてるわけじゃないけど、なるべく息を吸うのを我慢して、詰め込んで詰め込んで終わった後に吸うみたいな作り方をしていて。一言に込めるものが難しいなと思いながら演じてます」と述べ、花澤は「やっと蜜璃ちゃんのかわいらしいところとかギャグシーン、彼女本来の包み込むような優しさみたいなものが演じられてると思いました」と語った。
さらにイベントではワールドツアー上映を盛り上げる“セレモニー”を行う一幕も。小西は「やっぱり我々柱3人揃って地味に終わるわけにはいかないですよ。ここは派手な祝砲で盛り上げたい」と語ると、小西の「ド派手にいくぜ!」という言葉を合図にキャノン砲から銀テープを打ち上げる。最後は、それぞれがワールドツアー上映への意気込みと、「刀鍛冶の里編」の見どころをアピールしイベントを締めくくった。
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