同作において、観客を入れて舞台挨拶が行われるのはこれが初めて。浮所は「ちょっとばかし緊張してますが、本日は足を運んでいただきありがとうございます。できるかできないかわからない中でしたが、ここに立ててとてもうれしいです! お客さまの前でイベントができて、泣いている人もいるし、自分でもグッときています。この光景を見れてうれしいです」と挨拶をする。白石は「コロナ禍が続く中でこの日を無事に迎えられたことが本当にうれしく、感慨深く思います」と述べた。
その後、同作のテーマが“不意打ちの胸きゅん”であることから、登壇者たちは「最近ドキドキしたこと」を話すことに。浮所が「今日の朝、みっきー(板垣)に『今日はよろしくね』とメールをしたら、よくわからない変な改行で返事がきた。でも、その返信内容も朝から爽やかで、きゅんきゅんさせられました」と話すと、板垣は「まっすぐに『楽しもうね』と伝えるのがちょっと恥ずかしかった」と返す。白石は「かき氷が好きなのですが、お仕事で1日に4個かき氷を食べる機会があってすごくうれしくて胸が鳴りました」と言い、周りから「お腹痛くならない?」と心配されながらも熱いかき氷愛を語る。さらに「座長・浮所にきゅんとしたエピソード」の話題になると、原が「麻友がお姫様抱っこされるシーンのときに、持ったまま数分キープしながらずっと気にかけてくれて、リアル有馬くんでリアル王子様でした」とコメント。浮所は「このコーナー恥ずかしい!」と照れながら笑顔を浮かべた。
なお本日の舞台挨拶ではサプライズとして、舞台挨拶には登壇していないキャストやファンによる応援メッセージが書かれたバックパネルを用意。代表して浮所が除幕し、「ありがとうございます!」と感謝を伝える。また高橋監督からもキャストにサプライズで花束の贈呈が。高橋監督が「撮影期間は短かったけれど、1日1日が凝縮されていました。座長を筆頭にここまでみんなにがんばっていただいて、この日を迎えられてよかった。この思いが全国に届いていくように願っています」と述べると、浮所は「これも本当にサプライズ! 初めての主演映画で高橋監督とご一緒できてうれしいです。胸きみカラーの青と水色のお花で、いい香りがします」と喜びを噛み締めた。
最後は浮所が「ここにいるキャストのみんな、今日ここに来ていないキャストのみんな、そしてスタッフの方々、全員のおかげでここに立てていることを実感しています。暗いニュースが日々流れている世の中ですが『胸が鳴るのは君のせい』によって、ちょっとでも日本が、世界が明るくなるような、ニコニコできるような映画になっていればと思っています。僕の初主演映画『胸が鳴るのは君のせい』、今後もよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました!」とメッセージを送る。会場はお祝いムードに包まれ、舞台挨拶は和やかに終了した。
※高橋洋人の高ははしご高が正式表記。
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