河内遙が止まらない！前回をしのぐ5社5冊フェア

河内遙の単行本が祥伝社、太田出版、芳文社、集英社、白泉社より連続刊行されることを記念して、5社合同のリレーフェアが開催される。対象になるのは2月20日の「夏雪ランデブー」1巻、3月11日の「関根くんの恋」1巻、4月19日の「縁側ごはん」「はてなの花」「真空片戀パック」の5タイトルだ。

初単行本がリリースされた2009年5月には、4社合同でフェアが行われた河内。今回はそれを上回る5社リレーフェアで、書店には5作品の登場キャラが一堂に会したA3ポスターと描き下ろしPOPが展示され、各単行本の帯裏にはリレー5コママンガが1コマずつ描かれる。マンガは祥伝社、太田出版、芳文社、集英社、白泉社の順に読み進めてほしい。

2月20日に祥伝社より発売される「夏雪ランデブー」は、花屋でバイトする一途な青年と、未亡人の花屋の店長、その店長の夫の霊との三角関係を描いた純情恋愛劇。単行本には描き下ろし番外編が収録される。現在フィール・ヤング（祥伝社）にて連載中だ。

続いて3月11日に太田出版より発売される「関根くんの恋」は、マンガ・エロティクス・エフ（太田出版）にて連載中。イケメンエリートのくせに鈍感、受け身、器用貧乏な関根くんの恋と受難の日々を描いている。

4月19日は3冊同時発売。芳文社より発売される「縁側ごはん」は、祖母の形見の家で姉とふたり暮らしを送る男と友人たちの日常を描いた食卓ドラマで、河内初のショート連作。まんがタイムラブリー（芳文社）にて連載され、現在発売中の3月号にて最終回を迎えた。

集英社より発売される「はてなの花」は、結婚3年目にしてセックスレスの倦怠期カップルを描いたリハビリ・ラブストーリー。白泉社の「真空片戀パック」は、高校を舞台に教師と生徒の片想いを描く。片恋3部作と描き下ろし完結編に加え、初期の短編も収録される予定だ。