「3月のライオン」撮影レポ、大友監督が「神木隆之介は面白くて刺激的」

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羽海野チカ原作による実写映画「3月のライオン」の撮影が東京・将棋会館で行われた。コミックナタリーではその撮影現場の様子をレポートする。

映画「3月のライオン」撮影現場より。

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映画「3月のライオン」で主人公・桐山零を演じる神木隆之介。

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映画「3月のライオン」撮影現場より。

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この日撮影されたのは、獅子王戦トーナメントの対局シーン。桐山零役の神木隆之介は何組もの対局が一斉に行われる和室に黒縁眼鏡をかけて登場し、将棋盤の前に正座する。撮影が始まるまでの間、プロ棋士が指導に入り、神木と対局相手の棋士役とともに一手一手を盤上で確認していく。対局シーンにはセリフが一切なく、カメラが回り始めると、「ピシッ」という駒の音が静かに響くのみ。緊迫した空気が張り詰める中、棋士たちの険しい表情や駒を指す手元がカメラに捉えられていった。

映画「3月のライオン」撮影現場より、主演・神木隆之介(左)と大友啓史(右)。

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対局の様子を別室のモニターで見ていた大友啓史監督は、「プロフェッショナルって何?というテーマにとても興味があった」と話す。神木を起用した理由について「ルックスが原作と近いだけじゃなく、神木くん自身と桐山零くんのプロフィールが重なるんですよ」と説明し、幼少期から子役として活躍していた神木と、中学生にしてプロに昇段した零を比較。そして自身の監督作「るろうに剣心」シリーズに続くタッグとなる神木を「指す手や佇まいもプロとしておかしくないぐらい、なんの違和感もなくやってくれている。相変わらず神木隆之介は面白くて刺激的ですね」と絶賛する。

「秘密 THE TOP SECRET」「ミュージアム」など、マンガの実写化を立て続けに手がける大友。アクションやガジェットといった面で作品ごとにこだわりを追求してきたが、本作では「シンプルにドラマ表現というものをやってみたい」という。「きなくさい世の中で起きる大きな出来事。そういうものとは関係ない、小さな小さな世界や、そこで生きている人たちを描いてみたかった」と語る大友は、将棋の世界だけでなく、家族の話や成長物語の要素も含むストーリーについて「暗い話なんだよ、意外と。そういうテイストを堂々とできるのもいいし、一方で川本家のかしましい部分もある。毎回毎回、違うドラマを撮ってるみたいですね」と楽しんで撮影している様子をうかがわせた。

「3月のライオン」は、17歳のプロ将棋棋士・桐山零が、川本家の3姉妹との交流や、個性豊かな棋士たちとの対局を経て成長するさまを描く物語。共演者には有村架純、倉科カナ、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司、前田吟、高橋一生、中村倫也らの名が並ぶ。映画は前後編2部作で公開。前編は2017年3月18日、後編は4月22日より全国にてロードショー。

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(c)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

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