演劇「ハイキュー!!」の裏側追うDVDが本日発売、須賀健太らが烏野1年生トーク

古舘春一原作による舞台「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」のドキュメンタリーDVDが本日9月14日にリリース。去る9月10日には、先行上映会イベントが東京・シネマメディアージュと大阪・TOHOシネマズ梅田にて開催された。

舞台挨拶には日向翔陽役の須賀健太、影山飛雄役の木村達成、月島蛍役の小坂涼太郎、山口忠役の三浦海里と、烏野高校1年生のキャスト4人が登壇。地方公演での思い出や、役柄を演じるうえで大変だったことなどが語られた。またみんなで銭湯に行ったりと合宿のようだったという地方公演の話題にもおよぶと、須賀は大阪のシアターBRAVA！が閉館するタイミングで再演したことが印象に残っていると語る。

また小坂は「月島はクールなので、疲れていてもゼーハーできず、平然を装うのが大変だった」、三浦は「実際は自分がツンツンした月島タイプで、小坂が山口タイプと、演じているキャラクターと真逆なので、演じていてちょっと恥ずかしかった」など苦労話も飛び出す。一方で影山とタイプが似ていると話していた木村だったが、舞台上ではアドリブに対して笑いを堪え切れず、それをマイクが拾ってしまい笑いを起こしてしまうことがしばしばあったとも振り返った。

さらに「意外な特技を持っている人がいるとか？」という司会者の無茶振りに、小坂が「実はラップが得意」と告白。「烏野1年生」というお題でラップを試みるも、「輪廻転生でやってきた烏野1年生」と、出だしから意味不明な言葉を連発。これには会場にも大爆笑が巻き起こり、須賀が「俺ら輪廻転生でやってきてないから！」と鋭いツッコミを浴びせていた。

最後に三浦は「10月からは舞台の続編が始まりますが、それは皆さんの応援があったからこそできることなので、感謝の気持ちを忘れずに秋公演もがんばります。その前に舞台裏映像をDVDで楽しんでください！」、小坂は「来ていただくお客様あっての僕たちなので、ありがとうの気持ちでいっぱいです」、木村は「作品で伝えられるのは、自分たちがこの舞台にどういう気持ちで取り組んでいたかだと思います。それを感じていただけたらと思います」と挨拶。そして須賀は「本当にこの現場、“劇団ハイキュー!!”はすごく熱いなと。僕らも映像を観て感じたことがありました。新作が始まる前に観られて、すごくよかったなと思っています。この熱量を持って新作の稽古をがんばっていけるなって気持ちになれる作品でした。ぜひ皆さんには、その熱さを感じていただけたらうれしいです」と締めくくった。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』 Documentary of "頂の景色"」は同舞台の初演からの稽古風景やバックステージの模様を、キャストのインタビューを織り交ぜながら追ったドキュメンタリーDVD。舞台続編となる「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活！”」は、10月28日から11月6日までの東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo公演を皮切りに、岩手、福岡、大阪で上演され、その後12月1日から4日には東京で凱旋公演が行われる。