「弱虫ペダル」ラジオ特番で渡辺航「主人公は女の子だった」裏話明かす

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渡辺航が出演するラジオ番組「漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~」が、12月31日に文化放送で放送される。本日12月21日に番組収録と、報道陣向けの囲み取材が行われた。

新開隼人のバキュンポーズを決める八木菜緒アナウンサーと渡辺航。ポスターは八木アナウンサーの私物。

新開隼人のバキュンポーズを決める八木菜緒アナウンサーと渡辺航。ポスターは八木アナウンサーの私物。

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「弱虫ペダル」の大ファンである文化放送・八木菜緒アナウンサーの熱意が渡辺に届き、実現したというこの番組。収録の序盤から渡辺は「(「弱虫ペダル」連載前に)自転車にハマったと編集者に話したら、自転車マンガを描くようすすめられたが、1度は断った。秋田書店には(同じく自転車競技をテーマにした、曽田正人の)『シャカリキ!』があるから」「『弱虫ペダル』は最初、女の子を主人公にしようと思っていた」など制作裏話を惜しげもなく披露する。

八木菜緒アナウンサーと渡辺航。ポスターは八木アナウンサーの私物。

八木菜緒アナウンサーと渡辺航。ポスターは八木アナウンサーの私物。[拡大]

サッカーや野球に比べ認知度が低く、専門性の高いロードレースを描く「弱虫ペダル」。八木アナウンサーが、ロードレースを知らなくても同作を楽しめる点について言及すると、渡辺は連載前に決めたという読者を置いてけぼりにしないためのルールを明かした。このほか主人公の小野田坂道をオタク少年にした理由、キャラ作りへのこだわり、1月8日に発売される単行本43巻の見どころなどトークを繰り広げた。

番組では作品だけでなく、渡辺の人生についてもフィーチャー。マンガ家を志したきっかけ、会社を辞めて上京したときの思い出に加え、毎週欠かさずロードバイクの練習をし、大会に出場している理由などを語る。そのなかで「弱虫ペダル」に登場する箱根学園のクライマー・真波山岳のセリフ「オレ…生きてる!!」が生まれたのは、とある大会中だったというエピソードを話した。終盤ではまだまだ語り足りない素振りを見せつつ、仕事中はずっとラジオを聞いているとラジオ愛をアピール。番組では約1時間にわたり、「弱虫ペダル」トークが展開されているので、ファンはお聞き逃しなく。

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「漫画家・渡辺航が語る~ラジオ・ツール・ド・弱虫ペダル~」

放送日時:2015年12月31日(木) 21:00~22:00
放送局:文化放送、IBC岩手放送、秋田放送、北日本放送、北陸放送、福井放送、和歌山放送、山陽放送、山口放送、長崎放送

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樹崎聖 ✴︎趣味垢✴︎ @mangagenki

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