未公開原画も収めた山岸凉子「日出処の天子」ムック、おかざき真里も寄稿

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ムック「山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅」が、2016年1月4日に平凡社から発売される。

作品ゆかりの地を巡る「登場人物で旅する『日出処の天子』」。(c)RyokoYamagishi

作品ゆかりの地を巡る「登場人物で旅する『日出処の天子』」。(c)RyokoYamagishi

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巻頭には22枚の原画がカラーで掲載され、そのうち1枚は本書が初登場の未公開作品となっている。「あの頃は報われない愛を描くことに、なんの罪の意識もありませんでした。」と題された山岸へのロングインタビューでは、創作秘話や後日談、主人公である厩戸王子への思いが語られた。

また愛読者代表として、作家の綿矢りさ、桜木紫乃と並び、おかざき真里もエッセイを寄稿。そのほか山岸の仕事場写真公開、舞台となった飛鳥や河内へのルポ、登場人物ゆかりの史跡・寺社のガイド、山岸と荒俣宏との対談など、さまざまな角度から作品の魅力を掘り下げている。

「日出処の天子」は1980年から1984年までLaLa(白泉社)に連載された、のちの聖徳太子こと厩戸王子を軸に描かれる歴史巨編。「山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅」は平凡社によるオールカラーのビジュアルムック「太陽の地図帖」の最新刊で、同シリーズのマンガ家特集としては「水木しげるの妖怪地図」「諸星大二郎『暗黒神話』と古代史の旅」「諸星大二郎『妖怪ハンター』異界への旅」に続く企画となる。

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読者の反応

おかざき真里 @cafemari

そして新年早々、旅に出たくなる本が発売されました。原画の載せ方が素晴らしい…。私がこの中で旅したいのは、山岸先生のアトリエです。→未公開原画も収めた山岸凉子「日出処の天子」ムック、おかざき真里も寄稿 - コミックナタリー https://t.co/Y0ghQMMwA7

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