会見では劇中で黄金聖闘士を演じる声優陣11名を発表。全聖闘士の最上位に君臨する十二宮の守護者に、宮本充、小山力也、山寺宏一、平田広明、井上剛、真殿光昭、浅野真澄、森川智之、川田紳司、浪川大輔、桐本琢也が名を連ねた。
この日の会見には黄金聖闘士を演じる宮本、真殿、浅野、川田、桐本の5人と、ペガサス星矢役の石川界人、ドラゴン紫龍役の赤羽根健治、キグナス氷河役の小野賢章、アンドロメダ瞬役の岡本信彦、フェニックス一輝役の野島健児の計10名が登壇。石川は「収録でOKをもらっていても納得ができず、わがままを言って録り直した部分もあります。先輩方にも助けて頂き、本当に感謝しています」とアフレコの裏話を明かす。これを受け宮本が「自ら進んで録り直しを申し出る姿には、本当に感心した」と語り、真殿も「石川君を見ていて、新人の頃を思い出し爽やかな気持ちになりました」と続け石川の奮闘を称えた。
フェニックス一輝という大役に、アフレコで久しぶりに緊張したという野島は「非常にパワーのある現場で雰囲気もよく、やりやすかったです。力を出し切りたいと思える空気感が出来上がっていました」と活気に溢れた現場の様子を説明。岡本も「重みのあるタイトルだけにプレッシャーは大きかったですが、キャストの皆さんに触発されて、自分の『第七感』を引き出せたんじゃないか」と完成度に自信を見せる。
また黄金聖闘士を演じるベテラン声優陣との共演について、赤羽根は「第一声を聞いた時はこの人たちに勝てるのかと思った。挑戦者として全力でぶつかりました」と告白。小野も「先輩方のお芝居が素晴らしく、滾るものがありました」と興奮気味に振り返った。
最後に映画の見どころを聞かれると、石川は「すべて見て欲しいです」と力強く回答。「全編にわたり、僕が思う星矢を精一杯演じました。今の自分が持っているものを出し切っています」と映画への思いを口にし、会見は締めくくられた。
映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」は6月21日より全国ロードショー。車田の総指揮のもと、原作でも屈指の人気を誇るシリーズ「聖域十二宮編」が描かれる。
「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」キャスト
青銅聖闘士
ペガサス星矢:石川界人ドラゴン紫龍:赤羽根健治
キグナス氷河:小野賢章
アンドロメダ瞬:岡本信彦
フェニックス一輝:野島健児
黄金聖闘士
牡羊座(アリエス)ムウ:宮本充牡牛座(タウラス)アルデバラン:小山力也
双子座(ジェミニ)サガ:山寺宏一
蟹座(キャンサー)デスマスク:平田広明
獅子座(レオ)アイオリア:井上剛
乙女座(バルゴ)シャカ:真殿光昭
蠍座(スコーピオン)ミロ:浅野真澄
射手座(サジタリアス)アイオロス:森川智之
山羊座(カプリコーン)シュラ:川田紳司
水瓶座(アクエリアス)カミュ:浪川大輔
魚座(ピスケス)アフロディーテ:桐本琢也
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