SFをテーマに、監督各々のオリジナルストーリー4編が展開されるこのオムニバス。羽生生の作品「サメナイユメコは選択した」は、世界の行く末を左右する二者択一を迫られた、主婦の運命が描かれる。古泉がメガホンを取った「O星人来襲」は、ガールフレンドの胸を小さくした元凶と思われるUFOに乗り込む男女の物語。
続くタイムの「男女大戦」はある装置の発明により、脳内で理想の女性と生活できるようになった日本が舞台。不要とされた生身の女性たちは不満を爆発させ、男女間での戦争に発展していく。そして枡野の監督作「その部屋でかたくなったりやわらかくなったりキスをしそこなったり」は、自身が営む枡野書店を舞台にしたドキュメンタリー風SF。キスが嫌いなために、ひとりだけ生き残ってしまった男の独白が綴られる。いずれも詳細は記事末のリンクから確認してほしい。
さらに11月23日には東京・荻窪ベルベットサンにて、監督4人のトークショーおよび秘蔵作品の上映を行うイベントを実施。会場で映画の前売券を購入した人にはもれなく、羽生生の描き下ろしポスターがプレゼントされる。1ドリンクオーダー制の無料イベントにつき、気になる人は足を運んでみては。
オムニバス映画「ポーラーサークル~未知なる漫画家オムニバス」
日時:2013年12月7日(土)~12月11日(水)21:10~(レイトショー)
会場:オーディトリウム渋谷
住所:東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS2F
電話:03-6809-0538
チケット:前売り900円/当日1000円
イベント「漫画家が 映画を撮っちゃ だめですか? だめだとしても 撮っちゃいました!」
日時:2013年11月23日(土・祝)開場16:00/開演17:00(閉場23:00予定)
会場:荻窪ベルベットサン
住所:東京都杉並区荻窪3-47-21サンライズビル1F
料金:無料(1ドリンクオーダー制)
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- ポーラーサークル ~未知なる漫画家オムニバス | オーディトリウム渋谷
- ポーラーサークル『未知なる漫画家オムニバス』のブログ
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