谷口ジロー

谷口ジロー

タニグチジロー

1947年鳥取県生まれ。1971年週刊ヤングコミック(双葉社)にて「嗄れた部屋」でデビュー。デビュー当初は谷口じろう名義での活動を中心としていた。「犬を飼う」「歩くひと」などの自然・動物もの、「事件屋稼業」のようなハードボイルド、さらに学術的な「「坊っちゃん」の時代」など作品ジャンルは多岐にわたる。受賞も多く、1992年「犬を飼う」で第37回小学館漫画賞審査員特別賞を、翌年「 「坊っちゃん」の時代 」で第22回日本漫画家協会優秀賞および第2回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。1998年には「遥かな町へ」が第3回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2002年フランスのアングレーム国際漫画祭最優秀脚本賞。2005年にもアングレーム国際漫画祭にて「神々の山嶺」が最優秀美術賞を受賞している。1994年月刊PANJA(扶桑社)にて連載した「孤独のグルメ」はネット上で再評価され、今や代表作のひとつに。イタリア、フランスなど欧州を中心に海外版も出版された。その後もSPA(扶桑社)にて新作が不定期で発表されている。

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