アメリカで日本のマンガの大規模展覧会 荒木飛呂彦、高橋留美子らの原画700点超を展示

41

471

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 146 261
  • 64 シェア

日本のマンガの展覧会「Art of MANGA」が、9月27日から2026年1月25日までアメリカのサンフランシスコにあるデ・ヤング美術館で開催される。

「『Art of MANGA』展覧会」ロゴ

「『Art of MANGA』展覧会」ロゴ

大きなサイズで見る(全12件)

「Art of MANGA」はカリフォルニア州最大の公立芸術機関ファイン・アーツ・ミュージアム・オブ・サンフランシスコが主催するもの。これまでアメリカ大陸では、コミコンなどでの小規模な展示はあれど、総合的なアートとしてマンガを取り上げた展覧会は開催されたことがなかった。「Art of MANGA」では、荒木飛呂彦尾田栄一郎高橋留美子田亀源五郎谷口ジローヤマザキマリ山下和美よしながふみの原画を合計700点以上展示。導入部としてちばてつや赤塚不二夫の作品を題材にしたマンガ入門のコーナーが設けられるほか、“マンガアート”の販売サイト・集英社マンガアートヘリテージのセクションでは、田名網敬一と赤塚のコラボによる「TANAAMI!! AKATSUKA!!」シリーズが紹介される。各作家の展示予定作品については文末で確認を。

「『Art of MANGA』展覧会」

期間:2025年9月27日(土)~2026年1月25日(日)
会場:アメリカ デ・ヤング美術館
主催:ファイン・アーツ・ミュージアム・オブ・サンフランシスコ
協力:KADOKAWA、講談社、集英社、小学館、新潮社、スマイルカンパニー、ちばてつやプロダクション、白泉社、フジオプロダクション、双葉社、ふらり ほか

導入コーナー展示予定作品

赤塚不二夫

「ギャグほどステキな商売はない」(廣済堂出版)
「おそ松くん イヤミの水戸黄門:そのころの江戸はこうだった!!」「ギャグ+ギャグ もーれつア太郎外伝:サイケサイケビーチにて」(小学館)
「天才バカボン:ねむれないのだ夢の中」(講談社)

ちばてつや

「あしたのジョー」(原作:高森朝雄)「あした天気になあれ」(講談社)
「ひねもすのたり日記」(小学館)

個別作家セクション展示予定作品

荒木飛呂彦

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ、「岸辺露伴は動かない」(集英社)

尾田栄一郎

「ONE PIECE」(集英社)

高橋留美子

「MAO」「人魚」シリーズ、「犬夜叉」「境界のRINNE」「らんま1/2」(小学館)

田亀源五郎

「弟の夫」「僕らの色彩」「魚と水」(双葉社)
オリジナルイラスト

谷口ジロー

「孤独のグルメ」(原作:久住昌之 / 扶桑社)
「ふらり。」「地球氷解事紀」(講談社)
「遥かな町へ」(小学館)
「ヴェネツィア」

ヤマザキマリ

「プリニウス」(とり・みき共著 / 新潮社)
「テルマエ・ロマエ」(KADOKAWA)
「続テルマエ・ロマエ」(集英社)
「スティーブ・ジョブズ」(講談社)
「美術館のパルミラ」

山下和美

「ランド」「不思議な少年」(講談社)
「数寄です!」「続 数寄です!」「世田谷イチ古い洋館の家主になる」(集英社)

よしながふみ

「きのう何食べた?」(講談社)
「大奥」「フラワー・オブ・ライフ」(白泉社)
「環と周」(集英社)

「集英社マンガアートヘリテージ」セクション

田名網敬一

「TANAAMI!! AKATSUKA!!」シリーズ

この記事の画像(全12件)

読者の反応

geek@akibablog @akibablog

アメリカで日本のマンガの大規模展覧会 荒木飛呂彦、高橋留美子らの原画700点超を展示
https://t.co/xXB9Cl8UO9

コメントを読む(41件)

荒木飛呂彦のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 荒木飛呂彦 / 尾田栄一郎 / 高橋留美子 / 田亀源五郎 / 谷口ジロー / ヤマザキマリ / 山下和美 / よしながふみ / ちばてつや / 赤塚不二夫 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。