杉浦日向子

スギウラヒナコ

1958年11年30日東京生まれ。1980年ガロ(青林堂)にて「通信室乃梅」でデビュー。1984年「合葬」で日本漫画家協会賞優秀賞、1988年「風流江戸雀」で文藝春秋漫画賞を受賞。江戸を題材にした「二つ枕」「百日紅」「ゑひもせす」などの作品を多く発表したほか、エッセイ「お江戸流さんぽ道」「隠居の日向ぼっこ」、体験レポート「入浴の女王」、小説「ごくらくちんみ」「4時のオヤツ」などマンガ以外の著書も多い。また、1995年から2004年にNHK総合テレビで放映された「コメディーお江戸でござる」では、江戸の歴史、風習の解説を担当していた。無類のソバ好きとしても知られ、同好の志を集めた「ソ連」を結成し、活動の一部を「ソバ屋で憩う」にまとめた。元夫は作家で博物学者の荒俣宏。2005年7月22日、下咽頭がんのため46歳の若さで死去。

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