宝塚OG版「シカゴ」凱旋公演が本日開幕、ニューヨーク公演の手ごたえ語る

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本日8月10日に東京・東京国際フォーラム ホールCにて開幕する「ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン」の記者会見が、昨日8月9日に行われた。

「ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン」フォトセッションの様子。左から大和悠河、朝海ひかる、和央ようか、麻路さき、峰さを理、姿月あさと、湖月わたる、水夏希。

「ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン」フォトセッションの様子。左から大和悠河、朝海ひかる、和央ようか、麻路さき、峰さを理、姿月あさと、湖月わたる、水夏希。

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会見には、今回の公演でビリー・フリン役をトリプルキャストで演じる峰さを理、麻路さき姿月あさと、ヴェルマ・ケリー役を同じくトリプルキャストで演じる和央ようか湖月わたる水夏希、ロキシー・ハート役をWキャストで演じる朝海ひかる、大和悠河の8人が登壇し、7月に行われたニューヨーク公演でのエピソードと凱旋公演への意気込みを語った。

峰は「舞台に出るまでは、お客様が男役をどのように受け入れてくださるのか不安でした。でもアンサンブルの子たちが作ってくれた雰囲気に加え、ビリーが登場した時の客席からの拍手と歓声で『大丈夫なんだ!』と感じて。あの瞬間は一生忘れません」とニューヨーク公演を振り返る。リオオリンピックの開催地、ブラジルに移住する麻路は「選手のみなさんの勢いに乗じて、みんなで頑張っていきたいと思います」と抱負を述べ、姿月も「『シカゴ』という作品の意味や内容を改めて理解できたので、それを生かして頑張りたいです」と日本公演に向けて意気込む。

「今思い起こしても夢のような出来事で幸せでした」と語ったのは、活動拠点をニューヨークに置く和央。湖月も「みなさんのリアクションからパワーをいただきました。この感動を伝えるために精一杯、東京凱旋公演をお届けしたいと思います」と述べ、朝海が「日本の皆様にも『シカゴ』の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います」と力強く続ける。

さらに水が「この『シカゴ』は、アメリカの方が大好きな作品なんだと実感いたしました」と語ると、大和は「さらに進化させた東京凱旋公演にできるようがんばります」と抱負を語った。

「シカゴ」は、作曲をジョン・カンダー、作詞・脚本をフレッド・エッブ、脚本・振付をボブ・フォッシーが手がけた人気ブロードウェイミュージカル。2014年に初演された宝塚歌劇OGバージョンは、女性キャストのみで演じられる世界初の「シカゴ」として、初演時に評判を呼んだ。カンパニーは8月21日まで東京公演を行ったあと、8月25日から31日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールと巡演する。

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「ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン」

2016年8月10日(水)~21日(日)
東京都 東京国際フォーラム ホールC

2016年8月25日(木)~31日(水)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

音楽・脚本・作詞:ジョン・カンダー&フレッド・エッブ
脚本・初演版演出・振付:ボブ・フォッシー
演出:ウォルター・ボビー
振付:アン・ラインキング

キャスト

ビリー・フリン:峰さを理、麻路さき姿月あさと ※トリプルキャスト
ヴェルマ・ケリー:和央ようか湖月わたる水夏希 ※トリプルキャスト
ロキシー・ハート:朝海ひかる、大和悠河 ※Wキャスト
ママ・モートン:初風諄杜けあき ※Wキャスト
ほか

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