スペースシャワーTV主催のライブイベント「スペースシャワー列伝~第七十一巻~」が、7月18日にShibuya O-nestにて開催された。
2008年最初のスペシャ列伝となった今回は、
ライブにはまず、トップバッターとしてMASS OF THE FERMENTING DREGSが登場。トリオ編成にもかかわらず、それを感じさせない厚みのあるサウンドでオーディエンスをノックアウトした。宮本菜津子(Vo,B)はMCで「暑いねー」を連発。この日は外が猛暑を記録しており、それに比例するかのように会場内も蒸し風呂状態。「今日はビショビショになって帰ってね」と告げると、ミディアムテンポの楽曲と轟音ナンバーをバランスよく披露していった。最後の曲「ベアーズ」では宮本がフロアに降り、大興奮のまま約40分にわたるステージを終えた。
続いて登場したのはgroup_inou。cp(MC)はステージ上を縦横無尽に動き回りながら、巧みなフロウで会場の温度を上げていった。MCではimai(TRACK)との噛み合っていそうで噛み合ってないトークで、笑いを誘う。しかし曲に入ると、オーディエンスをグイグイと引っ張っていき、最後にはcpがファンの頭上をクラウドサーフし、熱狂のステージが終了した。
そして、この日のラストを飾ったのはthe telephones。岡本伸明(Synth,Cowbell)は勢いよくステージに現れると、そのまま光GENJIの「パラダイス銀河」を歌い出し、ライブ開始前から観客を笑わせた。しかしいざステージがスタートすると、ステージ上もフロアも急激に温度が上昇。現在のバンドの勢いを感じさせる、攻撃的なパフォーマンスで会場を沸かせた。この日は2曲の新曲も披露され、ファンからのリアクションも良好。石毛輝(Vo,G,Synth)は「暑い!」を連呼しながらも、さらにフロアを暑くさせるようなダンスロックを、次々に披露していった。
天井にぶら下がった小さなミラーボールを指差し、「まだ壊れてないね?」と言うと、ファンは次の曲を察知し早くも大興奮。もはやthe telephonesのライブには欠かせない「clashed mirror ball」ではこの日最高潮の盛り上がりを見せ、「DaDaDa」「urban disco」でクライマックスを迎えライブは終了した。しかし、オーディエンスはアンコールを求める手拍子を開始。しばらくしてステージに戻ってきたバンドは、最後の最後に「fu~shit!!」を演奏して、約3時間にわたるイベントに幕を下ろした。
なお、この日の模様は8月16日26:00から、スペースシャワーTVにてオンエアされる。
※記事初出時に、group_inouのスペースシャワー列伝出場回数に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
スペースシャワー列伝~第七十一巻~@Shibuya O-nest セットリスト
MASS OF THE FERMENTING DREGS
01. ハイライト
02. RAT
03. かくいうもの
04. さんざめく
05. skabetty
06. エンドロール
07. I F A SURFER
08. ベアーズ
group_inou
01. QUEST
02. STATUS (LOSS VER)
03. FALL
04. KEN SHIT
05. PR (u.u.o. mix)
06. COMING OUT
07. RIP
08. SHIP
09. BPA
10. MAYBE
the telephones
01. sick rocks
02. 新曲1
03. HABANERO
04. I and I
05. FREE THROW
06. 新曲2
07. clashed mirror ball
08. DaDaDa
09. urban disco
--ENCORE--
10. fu~shit!!
リンク
- [ スペースシャワー列伝 ] SPACE SHOWER TV
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Masayamsaya2 @Masayamsaya2
https://t.co/xRmmrec9Z0 「蒸し風呂スペシャ列伝」…とにかく暑くてぐっちゃぐっちゃだった記憶。さんざめくスカベエンドロールってゆったり目パートがよきかな。そう、この日、なつこさんフロアーに降りてきたんだった!RATもまた聴きたいなー