倍率30倍!GLAYお台場プレミアムライブで新曲続々披露

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12月10日、GLAYがニューシングル「JUSTICE [from] GUILTY」「運命論」のリリースを記念したプレミアムライブ「HOTEL GLAY presents GLAY CHRISTMAS SHOW 2012 Winter THE SWEET ROOM in Zepp DiverCity」を、東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催した。

GLAYとは?

北海道函館市出身の4人組ロックバンド。TAKURO(G)とTERU(Vo)を中心に1988年に活動を開始し、1989年にHISASHI(G)、1992年にJIRO(B)が加入して現在の体制となった。1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1996年にはシングル「グロリアス」「BELOVED」が立て続けにヒットし、1997年に12枚目のシングル「HOWEVER」がミリオンセールスを記録したことでトップバンドの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブを開催し、当時有料の単独ライブとしては日本最多観客動員を記録する。2010年4月には自主レーベル「loversoul music & associates」(現:LSG)を設立。メジャーデビュー20周年となる2014年には宮城・ひとめぼれスタジアム宮城にて単独ライブ「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を行った。デビュー25周年を迎えた2019年より「GLAY DEMOCRACY」をテーマに精力的な活動を展開。10月にアルバム「NO DEMOCRACY」を、2020年3月にベストアルバム「REVIEW II -BEST OF GLAY-」をリリースした。デビュー30周年を迎える2024年は、周年のテーマとして「GLAY EXPO」を掲げて活動中。5月にシングル「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)- / シェア」を発表し、6月に埼玉・ベルーナドームで単独公演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」を行い、10月に4年ぶりとなるアルバム「Back To The Pops」をリリース。11月から全国アリーナツアーを開催する。

TERU(Vo)

TERU(Vo)

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12月10日のライブの模様。

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TAKURO(G / 写真左)、TERU(Vo / 写真右)。

TAKURO(G / 写真左)、TERU(Vo / 写真右)。

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このライブのチケットは両シングルの購入者のみを対象に販売。約6万件の応募の中から選ばれた1000組2000名のファンが会場に集まり、レアなライブを堪能した。また、ライブの模様はGyaO!、ニコニコ動画、アメーバピグでも生配信され、全国のファンがその様子を見守った。この日は普段サポートを務めているSEI(Key)は欠席し、GLAYの4人とサポートのTOSHI(Dr)の5人編成でのステージ。各曲のアレンジも通常とは異なり、ライブハウスという環境とも相まって普段以上にロックな側面を感じられるライブとなった。

ライブの幕開けを飾ったのは、HISASHI(G)が作曲を手がけた「JUSTICE [from] GUILTY」。鮮烈なギターの音色が会場を一気にヒートアップさせ、続く「誘惑」では4人全員がステージ最前まで飛び出してオーディエンスをさらに煽る。TERU(Vo)は「今日はネットでの生配信もやっているので、世界中の人にGLAYのすごさを、みんなのGLAY愛のすごさを見せてあげましょう!」と呼びかけ、会場から大歓声を浴びた。

「everKrack」で会場中が踊り狂った後、HISASHIとTAKURO(G)、JIRO(B)が順番に奏でていくイントロで観客が絶叫したのは「TWO BELL SILENCE」。熱く激しいバンドアンサンブルと歌詞が印象的なインディーズ時代の名曲が、場内に力強く響き渡る。そんな懐かしのナンバーを披露する一方、「JUSTICE [from] GUILTY」のカップリング曲「MILESTONE ~胸いっぱいの憂鬱~」と、「運命論」のカップリング曲「Route5 Bayshore Line」といった新曲も演奏。温かみのあるサウンドで会場を魅了した。

中盤ではTERUが「この空間を皆さんと一緒に、クリスマスにしてみたいと思います」と語り、「Time for Christmas」さらに「Winter, again」と、この季節ならではのナンバーを演奏。「Winter, Again」ではHISASHIがエモーショナルなギターを鳴らし、楽曲の持つ迫力をさらに増幅させた。ここでTERUは今年夏に発表した2014年までの“7大サプライズ”について触れ、「2014年までの2年間は長いようですごく短く感じると思います。みんなと楽しい時間を過ごせるのが楽しみだし、日本中を旅したいと思ってます」と、この先の展開を彼自身も楽しみにしている様子を見せた。

本編はいよいよ終盤へ。「BEAUTIFUL DREAMER」で会場の一体感が再び高まると、その後はJIROをフィーチャーした「SHUTTER SPEEDSのテーマ」、そして「彼女の"Modern..."」と定番曲を連発。最後にTERUが「本当に幸せだよね、この空間は。来れなかった人に申し訳ないくらいなんだけど、来年からはみんなに感謝の気持ちを直接伝えに行きます」と、2月からのアリーナツアーに向けた意気込みを明かし、ラストナンバー「Bible」を演奏した。

アンコールではメンバー全員がオーディエンスに挨拶。TOSHIは「今日がGLAYに参加して700本目のライブです。でもこれも通過地点ということで、1000本、2000本を目指します!」と語り、大きな拍手を浴びる。JIROはこの日のTERUのMCやパフォーマンスに対して「『みんなシングル聴いてるよね?』って……シングル購入者限定ライブですよ!」などと突っ込み、会場を大爆笑に導く。「2013年も彼がいろいろとお世話になります。僕たちと君たちでサポートしていきましょう(笑)」と挨拶した。

続くHISASHIは「2012年はTwitterとギターしかやってないなあと(笑)。今年を漢字1文字で表すなら『弦』ですね」と語り、「今年はACE OF SPADESのシングルとGLAYのアルバムが作れて幸せでした。アルバムは自信作です」と、リリースを間近に控えたニューアルバムへの自信を見せた。リーダー、TAKUROは久しぶりのステージに「3カ月空くと立ち居振る舞いを忘れますね(笑)」と冗談を飛ばしつつ、「7大サプライズはかなり先まで続きますけど、全て約束を守るつもりでがんばっていきます。この後は東北に行って、今日皆さんからもらった愛を置いてきます」と、この後行われる年末の東北ライブへの思いを明かした。

アンコール1曲目の「HOWEVER」では、真面目なMCから曲に入ろうとしたTERUが、曲紹介でタイトルを2曲目と間違えるという一幕も。場内の笑い声も彼らの真摯なパフォーマンスに聴き入るうちに収まっていったが、曲が終わるとTERUは苦笑いして「本当にすいませんでした!(笑)」とオーディエンスに謝っていた。そしていよいよアンコール2曲目、最後のナンバーは「運命論」。ステージ上の5人は丁寧に力強い音を刻み、2012年の東京でのライブを感動的に締めくくった。

HOTEL GLAY presents GLAY CHRISTMAS SHOW 2012 Winter THE SWEET ROOM in Zepp DiverCity
2012年12月10日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. JUSTICE [from] GUILTY
02. 誘惑
03. everKrack
04. TWO BELL SILENCE
05. My Private "Jealousy"
06. MILSTONE ~胸いっぱいの憂鬱~
07. Route 5 Bayshore Line
08. SOUL LOVE
09. Time for Christmas
10. Winter, again
11. 君が見つめた海
12. Ruby's Blanket
13. BEAUTIFUL DREAMER
14. SHUTTER SPEEDSのテーマ
15. 彼女の"Modern..."
16. Bible
<アンコール>
17. HOWEVER
18. 運命論

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