the telephonesツアーファイナルはディスコ愛炸裂の一夜に

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the telephonesの全国ツアー「We Love JAPAN!!! Tour ~season 3~」の最終公演が、昨日6月24日に東京・Zepp Tokyoにて開催された。

the telephonesは今年の夏も各地のフェスを席巻予定。7月20日にはフェスに向けてコンセプトミニアルバム「100% DISCO HITS! SUMMER PACK」をリリースする。

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エモーショナルなナンバーの数々でオーディエンスを魅了したBIGMAMA。彼らは7月6日にニューシングル「秘密とルーシー」をリリースする。

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「We Love JAPAN!!! Tour ~season 3~」最終公演の様子。

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昨年10月から開幕した「We Love JAPAN!!!」シリーズの完結編となった今回のツアー。ついにたどり着いたファイナル公演には大勢のファンが集まり、the telephonesとゲストバンドのBIGMAMAの競演を満喫した。

先攻を務めたBIGMAMAは、最新作「Roclassick」からの楽曲や、ライブで人気の高い楽曲を織り交ぜたセットリストで、1曲目の「CPX」から大盛り上がり。手拍子やoiコールはもちろんのこと「走れエロス」では合唱が起こるなど、ワンマンライブさながらの熱狂で会場を包み込む。後半では7月にリリースされる新曲「秘密」もひと足先に披露するなど、約1時間にわたり渾身のパフォーマンスを繰り広げ、the telephonesにバトンを渡した。

短い転換時間を経て、ミラーボールが光を放ち、オーディエンスと拍手と歓声が響く中、the telephonesの4人が駆け込むようにステージに登場する。そして石毛輝(Vo, G, Syn)の「ツアーファイナルだから伝説的な一夜にしようぜ! Are you DISCO?」という絶叫とともに、パーティの口火が切られた。

普段どおり序盤からテンションの高いパフォーマンスでオーディエンスを引きつける4人。バンドの演奏はよりタイトに、岡本伸明(Syn)の動きはさらにフリーダムさを増し、会場のボルテージを一気に最高潮へと導いていった。

たたみ掛けるようにライブ映えするアッパーチューンを繰り出した後は、新曲「White elephant」を披露しファンをさらに喜ばせる。「このギターリフでみんなの人生を変えるぜ!」と石毛が宣言したこの曲は、“ロックなtelephones”を感じさせるナンバー。ドライブ感のあるリフにあわせてオーディエンスを拳を突き上げながらフロアを揺らした。

そして岡本は天然キャラ全開のMCを繰り広げ、最後に「Zepp Tokyoにいるみんなが大好きだ!」と告白。観客もその言葉に笑顔で応えた。

続いてのパートでは、the telephonesの定番曲とは一線を画す、実験的なナンバーを連発。強いメッセージを込めた「2010」、チップチューン的なアレンジを盛り込んだ「My Final Fantasy」、スケール感たっぷりの「Re:Life」でバンドのレンジの広さを見せつけた。

「太陽に照らされるより、ミラーボールに照らされるほうがヤバいんじゃないの?」という石毛の言葉に続いては、「SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!」が演奏される。曲が始まると同時にオーディエンスはもみくちゃになりながら踊り狂い、フロアは再びダンスフロアと化していく。さらにタイトルに「DISCO」が入ったナンバーがノンストップで繰り出され、熱狂はさらに加速。クライマックスは、キャッチーなリフが炸裂する新たなパーティチューン「DISCO AGE MONSTERS」や、盛り上がり必至のライブの定番曲「Urban Disco」、カラフルなレーザーが飛び交った「Monkey Discooooooo」など、ディスコナンバー三昧のひとときとなった。

「42カ所回ってくたくたになりましたが、音楽って楽しいなって思いました。それはみんなのおかげです。ありがとう」という石毛の感謝の言葉からアンコールがスタート。続けて彼は、年末に開催されるさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ「SUPER DISCO Hits ファイナル -そして伝説へ-」について話し始め、「ミンナサイタマ」という語呂にあわせてチケット料金が「3731.0円」になることを発表。アリーナ公演としては破格の料金と、シャレの利いた設定に観客は惜しみない拍手を贈った。ちなみにこのライブのチケットは一般発売に先駆けて、the telephonesのオフィシャルサイトにて本日6月25日より先行予約がスタートしている。

ひととおり告知を終えるとバンドは再びライブモードに突入。まだタイトルも未定という新曲やthe telephones流ラブソング「Love&DISCO」が、ド派手な演出とともに満員のオーディエンスに届けられる。そして迎えたラストナンバーは「Drums, Basses, Guitars, Keys, And Your Love And Voice」。観客は皆くるくると回るミラーボールの下で気持ち良さそうに体を揺らし、全身で4人が生み出すハッピーなサウンドに酔いしれた。

演奏終了後はBIGMAMAがステージに呼び込まれての写真撮影タイム。2組のメンバーが揃うと、彼らの熱演を讃えるように拍手が起こり、ツアーファイナルらしいムードが漂った。しかしこの日のライブはこれだけでは終わらなかった。なぜか岡本が1人ステージに残り、おもむろに楽器を弾き出すという珍事に。ひとしきり演奏を終えると、岡本は自分の定位置とも言えるお立ち台の上で「君たちが大好きだ!」と絶叫。爆笑と拍手が会場にこだまする中、「We Love JAPAN!!! Tour ~season 3~」は大団円を迎えた。

「We Love JAPAN!!! Tour ~season 3~」Zepp Tokyo公演セットリスト

BIGMAMA
01. CPX
02. 虹を食べたアイリス
03. the cookie crumbles
04. テレーゼのため息
05. 走れエロス
06. Paper-craft
07. かくれんぼ
08. 秘密
09. 荒狂曲“シンセカイ”
10. 計算高いシンデレラ

the telephones
01. I Hate DISCOOOOOOO!!!
02. My Girl
03. Baby, Baby, Baby
04. White elephant
05. sick rocks
06. A.B.C.DISCO
07. 2010
08. My Final Fantasy
09. Re:Life
10. SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
11. electric girl
12. oh my DISCO!!!
13. DISCO AGE MONSTERS
14. D.A.N.C.E to the telephones!!!
15. HABANERO -we are DISCO!!!-
16. Urban Disco
17. Monkey Discooooooo
<アンコール>
18. 新曲
19. Love&DISCO
20. Drums, Basses, Guitars, Keys, And Your Love And Voice

SUPER DISCO Hits ファイナル -そして伝説へ-

2011年12月23日(金・祝)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
OPEN 16:00 / START 17:00
チケット料金:3731円
オフィシャルサイト先行受付期間:2011年6月25日(土)12:00~7月4日(月)23:00

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音楽ナタリー @natalie_mu

the telephonesツアーファイナルはディスコ愛炸裂の一夜に http://natalie.mu/music/news/51952

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