「これからも走り続けます！」フィロソフィーのダンス、ソロでも魅せた1stワンマン

フィロソフィーのダンスが11月20日に東京・原宿アストロホールでワンマンライブ「Do The Strand Vol.1」を実施した。

2015年7月に活動をスタートし、本日11月23日には1stアルバム「FUNKY BUT CHIC」をリリースするフィロソフィーのダンス。彼女たちにとって初のワンマンライブとなった本公演は、チケットがソールドアウトし会場には多くのファンが集まった。

場内に1曲目の「アイドル・フィロソフィー」のイントロが流れ出すと、メンバーがステージに登場。彼女たちは拳を上げる振り付けのダンスで、序盤から会場を盛り上げていく。自己紹介と共に満員の観客に感謝の気持ちを述べた4人は、「プラトニック・パーティー」「熱帯夜のように」を立て続けにパフォーマンス。ファンキーなサウンドの「アイム・アフター・タイム」では、ファンもメンバーと共に踊りだし、会場が熱気に包まれる。MCでお腹が見えるセクシーな新衣装の話題になると、日向ハルが「腹踊りできるんですよ！」とお腹を動かして見せ、観客の笑いを誘った。さらに彼女たちは奥津マリリの「耳を澄ませて音を聴いていただけるとうれしいです」という紹介から、電子音が特徴的な「すきだからすき」を披露。ファンを巻き込んでのコール＆レスポンスを展開した。

ライブ中盤には4人が順番にソロで歌唱するコーナーが設けられ、ステージに十束おとは1人が残る。彼女は「みなさんの元気が必要なんです！」とファンに呼びかけると、アップテンポな「あなたにあげない」をテンション高く披露。佐藤まりあは十束と打って変わり「なでしこ色の恋の歌」をしっとりと歌い上げる。奥津は「バイバイよりも」を歌唱し、日向は「いつか大人になって」で迫力の歌声を見せつけた。4人はそれぞれのパフォーマンスで観客を魅了したのち、一旦ステージから退場。会場のスクリーンにメンバーのインタビュー映像が映し出される。映像では佐藤が「楽しませるだけではなく魅せるライブにしたい」と今回のライブの意気込みを述べると、十束はメンバーについて「お互いを認め合えてる」とコメント。また日向は自らの注目ポイントについて「歌です。私にはそれしかないから」と自信をのぞかせ、リーダーである奥津は「武道館までの1つ1つの点をしっかりこなして、毎日アイドルをやっていきたい」と目標を語った。

映像の上映が終わると、4人別々の衣装に着替えたメンバーがステージに現れる。「まだまだいけんの!?」と煽る彼女たちは、観客とコールの練習をしたのち、「好感度あげたい」でフロアの熱気を高めていく。さらにサビでの「サマー！」のかけ声が印象的な「告白はサマー」を披露し、日向の「お前ら考えるな！ 感じろ！」の叫びから「DTF！」を投下。そして十束はMCで「ここでみなさんにお知らせしないといけないことがあるんです」と話し、メンバーが2017年3月19日に東京・WWWにて2ndワンマンライブを行うことが発表した。歓声を上げるファンに対して、十束は「勢いを止めずにいきたいので、みなさん応援よろしくお願いします！」と、しっかりとした口調で語りかけた。その後彼女たちは「オール・ウィ・ニード・イズ・ラブストーリー」「パラドックスがたりない」で会場を沸かせ、本編を締めくくった。

アンコールでは場内がペンライトの光で埋め尽くされる中、4人は「すききらいアンチノミー」をパフォーマンス。間奏で1人ずつこの日の感想を話し始める。佐藤は「楽しい時間を過ごせてうれしかったです」と語り、十束は「みんなのおかげでとっても楽しい1日になりました」と泣きながら報告。日向は「これからも走り続けていきます！」と力強く宣言した。ラストに奥津が「これからももっともっとがんばるので付いてきてください！」とファンに呼びかけると、彼女たちは「フィロソフィー！」「のダンス！」などのコール＆レスポンスを繰り広げ、ライブを終えた。