w-inds.笑顔と涙があふれた15周年ツアー国内ファイナル「新たな一歩を踏み出していきたい」

3

1198

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 420 739
  • 39 シェア

w-inds.が昨日9月22日に全国ツアー「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」の東京・東京国際フォーラム ホールA公演を開催した。

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)

大きなサイズで見る(全5件)

メジャーデビュー15周年を記念し、メンバーは7月より全国15カ所を回るツアーを行ってきた。11月に実施される香港での追加公演を前に、3人は15年間の歩みを映し出すような多様なパフォーマンスで集まったファンを魅了した。

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)[拡大]

バックバンドの力強い演奏が始まり、舞台中央に用意された階段にw-inds.の3人が登場すると会場は大歓声に包まれる。白のパンツと黒を基調とした衣装に身を包んだメンバーは「try your emotion」でライブをスタート。「東京、楽しんでいこうぜ!」「完全燃焼しましょう!」と高らかに叫び、「Endless moment」「will be there ~恋心」「NEW PARADISE」など2000年代前半に発表した楽曲を息ぴったりに届けた。

「変わりゆく空」で伸びやかな歌声と美しいコーラスを響かせたあと、MCで千葉涼平(Cho, Rap)は「今日は珍しく天気がよくないけど、気にせずこの空間を楽しめば最高の1日になると思います!」と挨拶する。橘慶太(Vo)が「ここからは後期のナンバーを」と話すと、3人はバックダンサーと共にクールな表情で「Make you mine」「No matter where you are」を披露した。「FUNTIME」ではリオオリンピックで活躍した競泳の松本弥生選手、高橋美帆選手、北京オリンピックに出場した新体操の坪井保菜美選手ら、この日のライブに足を運んでいたアスリートたちがサプライズでステージに登場。舞台セットのバーカウンターでメンバーが選手らをスマートにエスコートする姿に、客席から歓声が飛び交った。にぎやかなステージのあと、彼女たちを送り出した3人はステージ上のソファにもたれてしっとりと「I’m all yours」を歌唱し、ムーディな雰囲気を作り上げた。

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)[拡大]

衣装チェンジを経て、ライブ後半はエレクトロサウンドが高揚感を煽る「New World」で幕を開ける。ソロダンスでアクロバティックなパフォーマンスを披露した3人はその勢いのまま「SAY YES」「Boom Word Up」とアッパーなナンバーを投下し、会場の熱気を最高潮へと導いた。この日は15年の歩みを振り返るようなMCも飛び出し、緒方龍一(Cho, Rap)は「15年間いろんなジャンルやスタイルに挑戦してきて、皆さんも困惑しながらも応援していただいて(笑)本当に感謝してます。みんなそろそろ、何やってもびっくりしなくなってるんじゃない?(笑)」と笑いを誘う。橘が「未来に向けてまだまだ走っていきたい。新しい楽曲も制作してますし、これからのw-inds.も楽しみにしていただきたいです」と力強く語り、ライブはいよいよラストスパートへ。「Feel The Fate」「Paradox」を届けたあと、彼らはアコギの演奏に乗せて「New-age Dreams」を歌い上げて本編を締めくくった。

アンコールで3人は8月にリリースした新曲「Backstage」を歌唱。トロピカルハウスの要素を取り入れたサマーチューンで再び観客のテンションを高めていく。橘は「今回のツアータイトルでもある楽曲を最後に。今日はスペシャルバージョンで」と話し、デビュー曲「Forever Memories」をはじめw-inds.の初期ナンバーを多数手がけた葉山拓亮をステージに呼び込んだ。観客が大きく沸く中、橘は「一緒にステージに立つのは初めてですね」と感慨深そうに口にし、葉山のピアノの演奏をバックに「Forever Memories」を歌い出す。彼が目頭を押さえ声を詰まらせてしまうとファンはサビを大合唱。橘は「全然歌えなくてすいません。皆さん一緒に歌ってくださってありがとう」と感謝を述べると、全出演者と横一列で手をつなぎマイクを通さずに「ありがとうございました!」と叫んだ。

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」最終公演の様子。(提供:ポニーキャニオン)[拡大]

橘が改めて「こんなつもりじゃなかったんだけどな……スタッフさんや葉山さんがいてw-inds.が今この場に立ててるって常日頃思っているから、うれしさと感謝の気持ちがこみ上げてきました。次はしっかり歌えるバージョンもリベンジしたい!」と誓うと、客席からは盛大な拍手が送られる。3人は最後に、11月からファンクラブツアーを開催することを発表すると「2015年、まだまだお付き合いお願いします。今日でツアーは終わりますが、新たな一歩をまたここから踏み出していきたいと思います!」と決意を新たに笑顔でステージをあとにした。

w-inds.「w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 "Forever Memories”」東京・東京国際フォーラム ホールA セットリスト

01. try your emotion
02. Endless moment
03. will be there ~恋心
04. NEW PARADISE
05. 変わりゆく空
06. Make you mine
07. No matter where you are
08. FUNTIME
09. I’m all yours
10. In Love With The Music
11. Smile Smile Smile
12. New World
13. SAY YES
14. Let's get it on
15. Boom Word Up
16. We’ll Be Alright
17. Feel The Fate
18. Paradox
19. New-age Dreams
<アンコール>
20. Backstage
21. Forever Memories

w-inds.「w-inds. FAN CLUB TOUR 2016-2017~B-side~」

2016年11月20日(日)福岡県 福岡市民会館
2016年11月22日(火)愛知県 Zepp Nagoya
2016年11月23日(水・祝)大阪府 Zepp Namba
2016年12月3日(土)北海道 Zepp Sapporo
2016年12月11日(日)宮城県 仙台PIT
2016年12月25日(日)東京都 昭和女子大学人見記念講堂
2017年1月9日(月・祝)東京都 TOKYO DOME CITY HALL

この記事の画像(全5件)

読者の反応

  • 3

古柳アキ @koyanagi_aki

w-inds.笑顔と涙があふれた15周年ツアー国内ファイナル「新たな一歩を踏み出していきたい」 - 音楽ナタリー https://t.co/pjOcufKyBa

コメントを読む(3件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 w-inds. の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。