あがた森魚、1964年テーマの新作に横尾忠則、細野晴臣、緑魔子

あがた森魚がニューアルバム「浦島64」を12月3日にリリースする。

今作は、彼が音楽を始めるきっかけとなったボブ・ディランと出会う前年の1964年をテーマに、当時函館の高校生だった彼がラジオで聴いたポップスや、その時代への思いを表現したもの。1960年代のカルチャーを代表するグラフィックデザイナーの横尾忠則がジャケットデザインを手がけ、細野晴臣、緑魔子、駒沢裕城、武川雅寛（ムーンライダーズ）、イトケン（d.v.d）らが参加している。

収録曲は8月に発売された両A面シングル「夢が叶えられる街では / 悪魔ニナル練習」の2曲を含む15曲。サウンドプロデュースは前作に続き窪田晴男が担当しており、ブックレットには湯浅学のライナーノーツが掲載される。なお今作はすでに、東京・HMV record shop 渋谷でアナログ盤が先行販売されている。

このアルバムの発売に先駆けて、あがた森魚は明日11月30日に東京・晴れたら空に豆まいてでレコ発ライブを実施する。このライブにはスペシャルゲストとして窪田晴男が出演。バンドメンバーは駒沢裕城、松永俊弥、大田譲（カーネーション）が務める。