Netflix「火花」海外での反響受け廣木隆一、白石和彌、沖田修一がコメント

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6月3日に世界190カ国で配信がスタートしたNetflixオリジナルドラマ「火花」。国内と国外の視聴率がほぼ同一であることを受け、総監督の廣木隆一、監督の白石和彌沖田修一からコメントが到着した。

「火花」ビジュアル

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「火花」メインビジュアル

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お笑い芸人の世界を描いた本作は、第153回芥川賞を受賞した又吉直樹(ピース)の同名小説を原作とする全10話の連続ドラマ。総監督を務めるとともに第1話、9話、10話の演出を担当した廣木は「海外での反応がいいのは凄く嬉しいことだし、驚いています。漫才という日本独特のエンターテイメントを、海外で興味深く受け止めてくれたのだと改めて実感しました」と心境を明かす。

また、沖田、毛利安孝、久万真路とともに監督を務めた白石は「『日本映画が世界で戦える指針になるんじゃないですか』そんなことを言ってくれる知人までいました。これはホント作った私たち自身も強く感じていることです」とコメント。沖田は「漫才が出てくる日本のドラマを、世界の人たちが、どう見るのか、楽しみであり、不安でもありましたが、高評価とのこと、とても嬉しく思います。おそらく、『火花』という作品が描いているテーマが、世界どの国でも、共通のものであるのではないでしょうか」と述べている。

「火花」は売れようともがく若手芸人・徳永と天才肌の先輩芸人・神谷が、“笑いとは何か、生きるとは何か”を模索していく物語。徳永を林遣都、神谷を波岡一喜が演じ、その脇を門脇麦、好井まさお(井下好井)、村田秀亮(とろサーモン)、染谷将太、田口トモロヲ、小林薫らが固める。

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廣木隆一 コメント

海外での反応がいいのは凄く嬉しいことだし、驚いています。
漫才という日本独特のエンターテイメントを、海外で興味深く受け止めてくれたのだと改めて実感しました。
また、10話それぞれが中編映画のようになればいいという思いで脚本家チームと取り組んでいたので、監督の個性が上手く出て、クオリティの高いものになったと思います。

白石和彌 コメント

「火花」の快進撃、この作品に関われた者として素直に嬉しく、そして子供があっという間に独り立ちしたような、ちょっぴり寂しい気持ちです。
世界中にスパークスやあほんだらを見て笑ったり泣いたりしている人々がいることを想像すると、なんとも言えない嬉しさと誇らしさで、それだけで毎晩何杯もの美味しいお酒が飲めてしまいます。
「日本映画が世界で戦える指針になるんじゃないですか」そんなことを言ってくれる知人までいました。これはホント作った私たち自身も強く感じていることです。
「火花」はこれからまだまだ成長してもっと男前な作品になっていくと思います。「行ってらっしゃい」と世界に送り出した私たちは、この快進撃を点で終わらせないように新たな「火花」を生み出さなければな、と心地よいプレッシャーを今は味わっています。

沖田修一 コメント

「火花」という、漫才が出てくる日本のドラマを、世界の人たちが、どう見るのか、楽しみであり、不安でもありましたが、高評価とのこと、とても嬉しく思います。
おそらく、「火花」という作品が描いているテーマが、世界どの国でも、共通のものであるのではないでしょうか。
また、視聴者の半数が、日本ではなく、海外の方々であるということに、とても驚いています。
面白い試みだったのだと、今更ながら、痛感しています。
周りの方々からも、よく全話を一気に観たという声を聞きました。
ドラマの面白さが、溢れているからだと思っています。
また、自分でも観たくなってきました。

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keills @bxnutk9464

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