Netflixオリジナルドラマ「火花」の完成披露試写会が6月2日、東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われた。
本日6月3日に世界190カ国での配信が開始された本作は、売れようともがく若手芸人・徳永と天才肌の先輩芸人・神谷が、“笑いとは何か、生きるとは何か”を模索していく物語。試写会後に行われた舞台挨拶にはキャストの
徳永役の林は、Netflixでの配信に先駆け1話から3話まで鑑賞した観客に対して「この作品は10話までなので、すぐにNetflixに加入してもらえれば。プレミアムプランがおすすめです」と開口一番に売り込む。続けて「廣木監督をはじめとする最高に頼もしい監督陣、撮影の4カ月間ずっと寄り添ってくれたスタッフ、そして大好きなキャストの皆さんとこの『火花』を残せたことを誇りに思うというか、一生自慢できる作品になりました」と思いを明かす。
神谷役の波岡は「21年間やってきた俳優生活の全部を出しきれたんじゃないかと思っています」と現場を振り返り、神谷の恋人・真樹を演じた門脇は、劇中の徳永と神谷の関係に触れ「本当にお二人が素敵で、愛おしくて、そのお二人の間に少しでもおじゃまできた時間がとっても幸せで、濃い素敵な時間を過ごさせていただきました」と述懐。また門脇は「Let's Netflix!で、お楽しみください」と宣伝を忘れず、しっかり者の一面を見せる。
MCから「総監督」と呼ばれ、「なんもやってない」と恐縮した様子の廣木は「10本の中編映画を観るような連続ドラマができて、すごく満足しています。えっと、Let's……なんだっけ?」とキャスト陣が続けてきた宣伝文句をど忘れし、会場の笑いを誘う。
一方、又吉は「言葉としておかしいですが、原作者としてこの作品に関われてよかったなと、感動しました」と作品を観た感想をコメント。また「たまたま僕、今日6月2日が誕生日で、自分が書いたものをめちゃくちゃ才能のある人たちに映像にしてもらえたというのは、僕の人生に対するご褒美やなと感じています」と述べ、「さっき本番前にみんなで1つの部屋に集まって、ドラマ完成のお祝いのケーキが届いたんですが、一瞬自分の誕生日ケーキだと思ってちょっとだけうれしそうな顔をしてしまって。それも含めて僕らしい誕生日になったなと思ってます」と現在の心境を語った。
複数の海外メディアが取材に訪れたイベントでは、挿入歌「二人で feat.
世界配信に対する思いを聞かれた林は「僕は俳優を始めてちょうど10年になるんですけど、10年やってきたすべてをこの作品にぶつけました。波岡さんとは俳優を始めたての頃に出会っていて、その波岡さんと一緒にこれだけの監督で、こんなに人を魅了する作品を海外に発信できることがうれしくてたまらない」と吐露。その後、林は「胸を張って人生で最高の日だと言えます」と噛みしめるように言葉を重ね、「何より『火花』を生み出してくださった又吉さんに感謝しています」と又吉に頭を下げると、会場から大きな拍手が沸き起こった。
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