安藤昇が肺炎で逝去、ヤクザから役者へ激動の89年間

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映画俳優やプロデューサーとして活躍した安藤昇が、肺炎のため12月16日に逝去した。89歳だった。

安藤昇「男の品位」書影

安藤昇「男の品位」書影

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昨日17日に発売された書籍「男の品位」の担当者によると、安藤は11日より体調を崩し都内の病院に入院。夫人が24時間体制で看護に当たったが、16日の夕方に息を引き取った。安らかな表情だったという。

1926年に東京で生まれた安藤は、1950年代に渋谷を本拠地とした安藤組の初代組長として名を馳せ、1958年に横井英樹襲撃事件で服役。出所後は自らの手記をもとにした1965年公開の「血と掟」で俳優へ転身を遂げた。以降、「男の顔は履歴書」「安藤昇のわが逃亡とSEXの記録」など58本の映画に出演し、原作、企画などさまざまな立場からも映画作りに関わってきた。芸能生活50周年にあたる2015年は、東京・シネマヴェーラ渋谷で特集上映が企画され、自らの人生を語り下ろした「映画俳優 安藤昇」が最新インタビューを加えた形で文庫化。8月には東京スポーツの取材にも応じていた。12月17日に発売された「男の品位」は、激動の人生を送った安藤が「本物の大人」の心得を記したものとなっている。

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吉田光雄 @WORLDJAPAN

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