「ハロー張りネズミ」は1980年から1989年まで、ヤングマガジン(講談社)にて連載された探偵マンガ。東京都板橋区の下赤塚にひっそりと事務所を構えるあかつか探偵事務所には、誰も引き受けない面倒な案件ほど担当したがる一風変わった探偵ハリネズミこと、七瀬五郎が在籍していた。事務所に舞い込む人情味あふれる悲しい事件や想像を超える難事件に、五郎とその仲間たちが挑んでいく。
ドラマで主人公・七瀬五郎役を演じるのは
キャストやスタッフのコメントも到着。弘兼は「25年以上前に終了した昭和の匂いの濃い作品が、大根仁監督によって平成の今に蘇る──大変光栄であり、かつ楽しみにしております。私もドラマの初回放送にあわせて、新作の『ハロー張りネズミ』を発表することにしました」と新作の執筆を明かした。ドラマは7月より、毎週金曜22時から放送される。
弘兼憲史コメント
デビューして間もない頃描き始めた「ハロー張りネズミ」は、本人としても特に思い入れの強い作品です。25年以上前に終了した昭和の匂いの濃い作品が、
瑛太コメント
起承転結がすごくはっきりしているので、見終わって非常にスッキリすると思います。基本的に1話完結なのですが、縦軸として人間の変化が起きていくのが面白く、見どころだと思います。僕自身バカでスケベなところも含めて原作のキャラクターに非常に共感しているので(笑)、特に役作りはせず楽しみながら撮影に臨みたいです。小さいころ僕が『探偵物語』とか『傷だらけの天使』を見て感じたように、今の若い方たちがこのドラマを見て、「かっこいいな」とか、「この物語に自分も参加したい」と思ってもらえるようなものを目指していきたいですね。そして、大根さんと一緒なら新たなチャレンジができると思うので、今回は冒頭からかなり飛ばしていこうと思っています。ぜひ期待してください!
深田恭子コメント
『ハロー張りネズミ』という作品は、一冊一冊頂いた台本を読む度に、まるで映画を観終えた様な読み応えがありました。大根監督の作品は、男性の気持ちを代弁というか、どこか少年ぽさや青春や懐かしさが感じられる印象があります…女性に対してどの様な演出をされるのか、今からドキドキしています。どうぞお手柔らかに宜しくお願いします…(笑)。また、プロデューサーの韓さんから「今作で新しい
森田剛コメント
大根さんと久しぶりにお仕事をご一緒でき大変うれしいです。また、全話の脚本・演出を担当されるということで撮影が今から楽しみです。
山口智子コメント
子どもの頃、“探偵モノ”のテレビドラマが大好きで、「あんな大人になりたいな」と思いながら育ちました。人生の機微や、社会の枠に捕われず立ち向かう勇気を、“探偵ドラマ”に教えていただいたように思います。今回、最年長の「所長」としての私は、丹波哲郎さんや石原裕次郎さんのようなボス的役割を担う立場ではありますが、瑛太さん、深田さん、森田さん、そして大根監督、若い皆さんがとても頼もしいので、思い切り甘えさせていただきながら、スカっと壮快、且つ、ヒューマンなドラマに挑んでいきたいです。
大根仁コメント
いつのまにか深夜ドラマや映画が多くなっており、ゴールデン帯のドラマをやってみたいと考えていたときに、TBSさんからお話をいただき、この企画が実現しました。原作は連載1回目からずっと読んでいて、いつかドラマにしたいと思い、7、8年前から企画を温めていました。深夜ドラマや映画では割とヤンチャな仕事をしてきたつもりですが、今回のゴールデンでもいつも通りやってみようと思います。また、瑛太さんをはじめ、深田さん、森田さん、山口さんなど、ゴージャスかつひと癖もふた癖もありそうなキャストのみなさんにも注目していただけたら。毎回ジャンルが違い、同じドラマとは思えないびっくり箱のようなドラマになると思いますので、ぜひ期待していただきたいです。
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