2014年に第一章、2015年に第二章が上演され、今作で完結を迎える「學蘭歌劇『帝一の國』」。原作の最終回は4月4日発売のジャンプスクエア5月号(集英社)に掲載される予定で、舞台で物語のラストがひと足先に明らかになる。海帝高校の生徒会長を目指す主人公・赤場帝一役は
オープニングは帝一たちによる力強いダンスと歌で開幕。また冒頭でこれまでの展開をオールラウンダーズが人形を使用しおさらいしてくれるので、初めて観劇する人や内容を忘れてしまった人も安心だ。「學蘭歌劇」の名にふさわしく、多彩な歌とダンスも同作の見どころのひとつ。久我信士と夢島玲の壊れやすい関係を表す楽曲や、「世界の終わり」というデマを流す東郷菊馬があるアーティストをパロディした楽曲など、多くの楽曲が披露された。海帝祭のシーンでは、マイムマイムを踊る帝一たちが客席に降りて盛り上げる。また原作より先に舞台で結末が明らかになるという、前代未聞の事態について触れる演出も見られた。
「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-」は3月27日まで上演。大千秋楽となる同日18時の公演回では“卒業式”が行われる予定だ。さらにライブビューイングも全国の映画館で実施。この卒業式の模様も中継される。チケットは目下発売中。また最終章のDVD化も決定した。9月7日に発売され、劇場でも予約を受け付けている。特典映像として、演出の
古屋兎丸コメント
【第一章】【第二章】と続き、今回【最終章】ですべての物語が完結するわけですけれども、
いつもにも増して、物語の完成度が高く、再現度も高く、
原作者冥利に尽きるとはまさにこのことです。
今回これで終わりかと思うと寂しい気持ちもあるのですが、
これだけのものを創り上げた、演出の
スタッフ・キャストの皆さんの熱量には、ただただ感服するばかりであります。
【第一章】【第二章】を観ていない方にも、自信を持って薦められる内容になっております。
みなさん是非、劇場に足を運んで、この最後のラストダンスを見届けていただければと思います。
宜しくお願いいたします。
【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-
期間:2016年3月17日(木)~27日(日)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
キャスト
赤場帝一:
大鷹弾:
榊原光明:
東郷菊馬:
根津二四三:
成田瑠流可:
光家吾郎:
野々宮裕次郎:
夢島玲:
久我信士:
羽入慎之助:
高天原蒜山:
森園億人:
白鳥美美子:
オールラウンダーズ:
赤場譲介:
スタッフ
原作:古屋兎丸「帝一の國」(集英社 「ジャンプSQ.」連載)
脚本:
演出:小林顕作
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