ジャンプ+での連載確約のマンガ賞、GPは編集部も絶賛の近未来ミステリー

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マンガ投稿サービス・少年ジャンプルーキーで開催されたマンガ賞「第1回少年ジャンプ+連載グランプリ」のグランプリ作が、三雲ネリ「誰が賢者を殺したか?」に決定した。

「誰が賢者を殺したか?」のカラーカット。(c)三雲ネリ/集英社

「誰が賢者を殺したか?」のカラーカット。(c)三雲ネリ/集英社

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グランプリが必ず1本以上選出され、少年ジャンプ+での連載権のほかジャンプコミックスからの単行本刊行も確約される「少年ジャンプ+連載グランプリ」。特設ページではこれまで4段階にわたって実施した、審査の詳細も公開されている。なお同グランプリの第2回の開催も発表された。

「誰が賢者を殺したか?」はアメリカのとある村で育った少女が、父親の死の謎に迫る様子を描いた近未来ミステリー。少年ジャンプルーキーでは2016年1月31日までの期間限定で、「誰が賢者を殺したか?」の第1話を公開している。なお同作の連載は、2016年春から夏の間にスタートする予定だ。

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三雲ネリコメント

このような賞をいただけて大変光栄です! また、たくさんの読者の方々に応援していただき、本当に感謝しています! これからもより面白い漫画を目指して努力したいと思いますので、よろしくお願いします!

週刊少年ジャンプ副編集長・細野修平総評

『誰が賢者を殺したか?』はダントツでレベルが高く、面白かった。近未来的なギミックを使ったアイデアの新鮮さ、ヒロインの出自が活きてくる展開、謎解きの面白さなど、「連載」としての魅力が詰まっていた。『レプトイド』は重厚なドラマと感情描写が上手く、各話の引きも良かった。特に3話目ラストの「5年後…」はとても気になる。『アンデッドビギナー』はキャラのかけあいの楽しさや、アクションのアイデアなど見所はあったが、題材に既視感があったのが残念。 応募作のレベルは全体的にとても高く、面白かった。ただ、連載で見せる意識が薄く、「長い読切」になってしまっているものが多かった。物語の縦軸を意識して構成してみて欲しい。

「誰が賢者を殺したか?」週刊少年ジャンプ編集部講評

読者を意識した作劇が秀でている。複雑なストーリー構成ではあるものの、それを補うに余りあるヒキの強さで一気に読者を物語に引き込む面白さがある。

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読者の反応

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伊勢むく(雑誌の漫画家) @mukuise

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