「ジヌよさらば」総額1億円分の紙幣吹雪が舞う！松田龍平らがお札チョコ投げ

いがらしみきお「かむろば村へ」を原作とした実写映画「ジヌよさらば～かむろば村へ～」の完成披露試写会が、本日3月12日に東京・丸の内ピカデリー2にて行われた。舞台挨拶では「ジヌ」仕様の紙幣吹雪がド派手に舞う中、松田龍平、阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行、そして松尾スズキ監督が登場した。なお「ジヌ」とは東北弁で「銭」「お金」の意。

病院や郵便局もないリアル“かむろば村”としてロケ地に選ばれたのは、福島県の奥会津にある柳津町（やないづまち）。柳津町での撮影エピソードを聞かれると松尾監督は「地元の山菜とかをいただいて」と村の人々との交流を語り、キャスト陣も「おいしかったです。すごく」とうなづいていた。

また元気な女子高生の青葉を演じた二階堂ふみは「最近、役のイメージで暗そうとか物静かですよねって言われていたんですけど、今回はキャピキャピしたかわいらしい女子高生の役をいただけたので」と語ると、それを受け松尾は「キャピキャピした部分もあるんですけど、結構エロかったりもするので、そこは注目かと思います。がんばってくれました」と彼女の演技を賞賛していた。

本日3月12日は「財布の日」ということで、キャスト陣がビッグサイズのがまぐち財布からコインとお札を模したチョコを客席にプレゼント。劇場に金銀吹雪や「ジヌ」仕様の紙幣吹雪が舞う中、松田たちはチョコを客席に投げ込む。キャストの顔が印刷された「ジヌ」仕様の紙幣は、総額1億円分が豪快に撒かれていた。なお来場者には、松田龍平演じる主人公・タケの田んぼで実際に収穫されたお米が1合プレゼントされた。

映画「ジヌよさらば～かむろば村へ～」は、お金恐怖症に陥り、一銭も使わない生活をするべく寒村に移住してきた元銀行員・タケと、奇妙な村人との生活を描く物語。4月4日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。